■阪神タイガース矢野燿大監督に…
「2月8日に新庄監督初采配となる阪神との対外試合があるんですが、相手の矢野燿大監督に、互いに相手チームの指揮を執る“監督交換”を提案したんです。シーズン中に、こうしたリップサービスは危ない。パ・リーグには、いまだ“人気のセ、実力のパ時代”の反骨心が息づいており、メディアにチヤホヤされる相手を徹底的に抑えにきます。オリックスの中嶋聡監督は日ハム時代の同僚ですし、昨年はファイターズに負け越しているので燃えているはずです」(前出のデスク)
●実直に野球だけに打ち込みたい選手は…
また、グラウンドでプレーをするのは監督ではなく、あくまで選手。前出の橋上氏は、他球団による“包囲網”以上に、チーム内部の不協和音を危惧する。
「興行である以上、見せ方はもちろん大事ですが、問題は当の選手にそれをどこまで浸透させられるか。実直に野球だけに打ち込みたい選手も中にはいるし、そういう選手は“自分は技術を売っている”という思いも強い。そこへの不満に対処できそうな人材が、コーチ陣にあまり見当たらないのは気がかりですよね」
昨季は5位に沈んだ日本ハム。ビッグボス野球で、待ち受ける包囲網を、どう打破していくのか注目だ。