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NHK朝ドラマ「思い出の絶品女優」ベスト30

[週刊大衆10月06日号]

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当時を懐かしく思い出す往年の名女優から、今をときめく若手美女まで。百花繚乱咲き誇る朝の顔をプレイバック!

「"じぇじぇじぇ"が流行語大賞にまでなった『あまちゃん』(2013年)や、全話平均視聴率が11年ぶりに22%を超えた『ごちそうさん』(同年)に、数字的にも内容的にも、十分に匹敵する傑作になりましたね」(テレビ誌記者)

その作品とは、今週27日の土曜日をもって最終回を迎える、NHK朝の連続テレビ小説(以下朝ドラ)『花子とアン』のこと。

今から50年以上前、1961年放送の『娘と私』から数えて、記念すべき90作品目の朝ドラにあたる。

そこで、『花子とアン』の終了を目前に控えたこのタイミングで、本誌は、読者300人の皆さんに緊急アンケートを実施!

「あなたが選ぶ、歴代の朝ドラに主演した思い出の女優は誰か?」をリサーチした。

記憶に新しい作品のアノ人から往年の名女優まで、まさに、日本を代表する女優たちの名前が勢ぞろいといったところだ。

まず、注目の『花子とアン』の吉高由里子(26)はと言えば、第6位に堂々のランクイン。

それまでは、奔放で自由気ままな、"不思議ちゃん"キャラで認知されていたが、朝ドラに出演することによって、新境地を開拓。

新しいファンを獲得し、女優として一皮むけた。

芸能評論家の平林雄一氏も、そんな彼女の魅力をこう語る。

「ややネジが外れているところがいいんでしょうね。初主演となった映画『蛇にピアス』(08年)でも、監督に自ら脱ぐことを進言したそうですから。もともと思い切りがいいんです」

『花子とアン』の大ヒットで、吉高の価値は赤丸急上昇。本人は「年内は休みたい」と言っているようだが、当然、ドラマのオファーが殺到しているようだ。

ちなみに、『花子とアン』には、来年の朝ドラ『まれ』の主役となる土屋太鳳(たお)(19)も吉高の妹役で出演している。

「朝ドラの現場は、基本的には"新人女優の登竜門"の意味合いが強く、ここで鍛えられた多くの女優さんが大女優として羽ばたいていくケースが多いんです」(前出・テレビ誌記者)

芸能評論家の小松克彦氏は、その現場を仕切るNHKの手腕を褒める。

「NHKは、昇り調子の若い生き生きした女優さんを上手く使いますよねえ」

そのような形で大ブレイクを果たしたのが、栄えある1位に輝いた松嶋菜々子(40)。

キャンギャル出身、当時22歳のスレンダーな松嶋は、『ひまわり』(96年)で、長身の美人弁護士を演じた。

「その後も、色気で売ることもなく、教師役や医者役で女優路線をひた進み、俳優のダンナ(反町隆史)を見つけては、子どももでき、CMにも出て順風満帆。そういう人生を朝ドラの成功でつかんだということなんだね」(前出・小松氏)

続く2位、『純ちゃんの応援歌』(89年)の山口智子(49)も、同じくキャンギャル出身ながら、モンペ姿で旅館の女将を熱演。

実は彼女の実家は栃木市の老舗旅館で、母親が女将さんである。95年の唐沢寿明との結婚以降は、CM以外の仕事を極力抑え、露出を制限している。

「トレンディ・ドラマの女王は懐かしいねえ。90年代は、ホントよくドラマに出てたから印象深い。最近見ないから、自分の中の山口智子はあの頃のままのイメージです」(製造業= 53)

同じように、結婚後、女優業をグッとセーブしているのが、14位『ひらり』(92年)の石田ひかり(42)と21位『春よ、来い』(94年)の安田成美(47)。

もっとも石田は『だんだん』(08年)で、安田は『てっぱん』(10年)で、それぞれ主人公の母親役で朝ドラに再登場している。

「石田ひかりは『あまちゃん』にも出てたよね。すっかり大人になって、『ひらり』の頃が懐かしくなりました」(公務員= 46)

女優たるもの、結婚したからといって引退する必要はない。

そう、離婚さえも芸の肥やしに過ぎない。

その意味で"あっぱれ"なのは、17位『水色の時』(75年)の大竹しのぶ(57)だろう。弾ける笑顔がまぶしい彼女は、当時17歳。にもかかわらず、すでに女優として
完成していた。2度の結婚・離婚を経て、さらになお、女優としての輝きを増し続けている。

輝きを放ち続ける、と言えば、3位『おしん』(83年)の田中裕子(59)や、相変わらずミステリアスな魅力を振りまく12位『ロマンス』(84年)の樋口可南子(55)ら、熟女たちの名も忘れてはならない。

「田中は79年の朝ドラ『マー姉ちゃん』で、『サザエさん』の原作者・長谷川町子役を演じ、ブレイク。4年後に、あの『おしん』の青春時代を演じて、その地位を不動のものにしたんです」(前同)

女性が主人公である作品が続いていた朝ドラで久々の男性主人公の作品となった『ロマンス』。

その頃のイメージも今は昔、すっかりソフトバンクのCMの「白戸家のお母さん」のイメージが強くなっている樋口だが、「何と言っても驚いたのは、ヘアヌード写真集(91年、篠山紀信撮影)を出したことだよ!あれは発売してすぐ買ったもん。でも、今も和服姿が色っぽくていいよね」(運送業=51) と、根強い人気を博している。

結婚せずに、女優一筋なのが5位『君の名は』(91年)の鈴木京香(46)。

「朝ドラに、しかも戦後の男女の純情ドラマなのに、あんなにエロい女優さんを起用していいのか!と画面に向かって怒鳴ってましたよ(笑)」(小松氏)

4位『てるてる家族』(03年)の石原さとみ(27)も、年を経るごとに妖艶さが増してきた。

「『てるてる家族』に出た10年前の純粋無垢な姿からは想像できないほど、今の"ナマコ唇"がエロい!」(農業= 63)

さて、冒頭の吉高もそうだが、近年の朝ドラでは、新人にこだわらず、すでに実績のある女優をキャスティングし、隠れた魅力を引き出すことで、女優としての覚醒を促すケースが増えている。

その典型例が、10位『梅ちゃん先生』(12年)の堀北真希(25)だ。

「ホマキは『梅ちゃん先生』を見るまで知らなかったけど、あの女医姿を見て一気に好きになりました。清潔感があっていい女優だなって」(メーカー勤務= 57)

小松氏は、11位『あすか』(99年)の竹内結子( 34)もこのタイプだと言う。

「京都の和菓子屋の話で、内容はさほどでもないけど、彼女がこれによって大ブレイクしたなあということだけは、よく覚えていますよ」

13位『カーネーション』(11年)の尾野真千子(32)も、本当の意味でブレイクしたのも朝ドラがきっかけだ。

「97年のデビュー映画『萌の朱雀』から海外の映画賞を獲得するなど、実力派女優として知る人ぞ知る存在でしたが、朝ドラで全国的な知名度を得た。飾らず自然体な彼女は、今ではあちこちで引っ張りだこです」(スポーツ紙記者)

『あまちゃん』人気を引き継いだ高視聴率で話題を呼んだ16位『ごちそうさん』の(28)も、ブレイクスルー組の一人。

「渡辺謙の娘ってことは知ってたけど、正直、それ以上は知らなくて、朝ドラで初めて見ていいなって思った。最近はよくドラマに出てるけど、彼女いい演技するよね。応援してます」(鉄道会社勤務= 43)


典型的チワワだった能年玲奈

7位『ゲゲゲの女房』(10年)の松下奈緒(29)もまた同様だ。

コラムニストのペリー荻野氏は、この『ゲゲゲの女房』こそが、現在の朝ドラ隆盛のきっかけを作った作品だと断言する。

「それまで、路線的にも視聴率的にも迷走していた朝ドラでしたが、あの番組から、開始時間が、それまでの午前8時15分から8時スタートに切り替わったんです。向井理と松下奈緒という今ふうの美男美女に、戦前の男女を演じさせるという冒険が当たった、それで、NHKは自信を持ったんだと思います」

当時ではありえない、背の高い夫婦という設定は、その後の『ごちそうさん』でも繰り返され、NHKが自信を深めるのと同じく、松下は『ゲゲゲの女房』の成功を踏み台に、トップ女優へと上り詰めた。

朝ドラ出身女優は長丁場の撮影で鍛えられるため、その後、NHKで"即戦力"となるケースも多い。

そのため、自然と視聴者の目に触れる機会も増え、印象深くなるのかもしれない。

19位『純情きらり』(06年)の宮﨑あおい(28)も、朝ドラから08年の大河ドラマ『篤姫』の主演女優へと出世魚のように飛び出した女優だ。

24位『おひさま』(11年)の井上真央(27)も、ほぼ同じ。『おひさま』でNHKのお眼鏡にかない、ついに、来年の大河ドラマ『花燃ゆ』の主演女優の座をゲットした。

朝ドラを契機に女優としてのステータスを上昇させたのだ。

26位『ちりとてちん』(07年)で女性落語家を演じた貫地谷しほり(28)も、その独特の存在感で、大河や木曜時代劇に出演。

今やNHKのドラマに欠かせない存在となった。

「映画『スウィングガールズ』(04年)でデビューしたときから応援してたので、大河ドラマ(07年の『風林火山』)に続いて朝ドラの主人公になったときは、うれしかったのを覚えています」(タクシー運転手= 49)

こうした"即戦力"組になるかどうかは、神のみぞ知るところだが、朝ドラの"王道中の王道"と言えば、何色にも染まっていない、比較的演技の経験が少ない新人を発掘して、いきなり主演に据えてしまうやり方だ。

前出のペリー荻野氏は"朝ドラ女優チワワ説"を唱えている。

「朝ドラの新人は、基本的にチワワのようにかわいい存在です。あまり演技がうまくないので、心配でならないという気持ちと、今に何かやらかすんじゃないか、という好奇心で、ついつい見続けてしまうという傾向がある」

10位『あまちゃん』の能年玲奈(21)は、まさに典型的な"チワワ"だったという。

「周りを宮本信子や蟹江敬三のようなベテランが固めたことで、全体としては安心して見ていられる」(ペリー氏)

実は、こうしたタイプの元祖が、9位『澪つくし』(85年)の沢口靖子(49)だ。

今でこそ、ベテラン女優となり『科捜研の女』や『鉄道捜査官』シリーズなどで、成長した姿を見せてくれているが、この当時は、何かやらかすのでは……と、視聴者を常にハラハラさせるところが魅力でもあった。

「初めて見たとき、自分の夢の中から飛び出してきたかと思いました。演技はともかく、本当にキレイでした。もちろん今も美しいですが」(旋盤工= 56)

"朝ドラがデビュー作"という新人も多いが、その重圧からなかなか抜け出せないケースもある。

その最たる例が、8位、『ちゅらさん』(01年)の国仲涼子(35)だろう。確かに、新人ナース・えりい役は彼女にとって大のハマリ役だった。『ちゅらさん』人気も非常に高く、続編も次々と作られたが、そろそろ、『ちゅらさん』を超える作品との出会いが待たれる。


脱ぎたがる朝ドラ美女たち!?

22位『純と愛』(12年)の夏菜(25)と23位『ウェルかめ』(09年)の倉科カナ(26)は、グラビア出身から朝ドラ女優へ、という共通点がある。

「倉科は、ミニコミ誌をつくる若き編集者の役で、夏菜は理想のホテルづくりに情熱を燃やす魅力的な女の子を好演しました」(前出・テレビ誌記者)

しかし、『純と愛』は、主人公がうまくいきかけると必ず不幸が襲うという内容で、夏菜には少しかわいそうだった。

「近年の朝ドラで、あそこまで精神的に追い詰められた女優は少ないでしょう。あの経験は、今後彼女の女優人生の中で必ずプラスになって行くことと思います」(ベテラン芸能記者)

ただ、倉科と夏菜には、他の女優にはない武器がある。そう、グラビアアイドルの経験があるという強みだ。

「倉科カナのデカいおっぱいには、目が釘づけになった。おかげで朝から下半身がうずいて困ったよ(笑)。あと、エロさでいうと夏菜って子も良かったね」(工場勤務= 52)

朝ドラという放送時間枠ゆえ、どうしても制限されてしまう2人の武器だが、やはりインパクトは強烈。

別の形で、もう一度披露してほしい。

その夏菜は朝ドラ出演直前に映画で脱いでいたわけだが、朝ドラ出身女優が、今ひとつ女優として伸び悩み、その"殻"を破るために服を脱ぎ捨て、ヌードになるというケースも多い。

そのインパクトは強烈だ。29位『まんてん』(02年)の宮地真緒(30)は、2010年に公開された映画『失恋殺人』で見事な美乳を披露、続けざまにヌード写真集も出して話題となったが、あれから4年、10月から公開される映画『ラブストーリーズvol4妻が恋した夏』で再び、その素晴しい美裸身を披露してくれる。

30位の田畑智子も11年に発売されたヘアヌード写真集で、むっちりしたプロポーションを披露してくれた。

女優として、一回りも二回りもステップアップするため、朝ドラ経験女優たちの中から、これに続く動きがあったら、うれしいけれど少し悲しい!?

さてさて、9月29日の月曜日からは、いよいよ朝ドラ91作目となる新作『マッサン』が始まる。玉山鉄二との"W主役"ということになっているが、主演女優のシャーロット・ケイト・フォックス(29)は、これまでのどのタイプにも当てはまらない女優。

なにしろ、撮影前まで、日本語をまったく話せなかったアメリカ人なのだから。

「この番組が、どれくらいの視聴率を取って、彼女がどこまでブレイクするのか、ものすごく興味があります」(ペリー荻野氏)

朝ドラで誰がブレイクし、どの女優が芸能界で生き残り、人々の記憶に残ることができるのかは、蓋を開けてみるまでわからない。

今後、どんな女優が朝ドラの歴史に名を刻むのか!?

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