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第47回  下着商戦前線に異常あり!?

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須田慎一郎が徹底予測!中高年のための「とっても大事なオカネの話」
下着商戦前線に異常あり!?


日本において、女性下着のマーケットがどの程度の規模に達しているのか、実をいうと、マーケティング(市場調査)のプロですら、その正確な数字を把握していないという。

なぜなら、下着、インナーを取り扱っているのは、何も専門メーカーや専門ショップだけではないからだ。

例えば、ユニクロ(ファーストリテイリング)も、大手インナーメーカーという側面を持っている。
そうした状況の中、ここへきて女性用インナーマーケットが、にわかに注目を集めつつあるという。

それというのも、今年のホワイトデー商戦期間中に、女性用インナーの販売額が急激に拡大したからだ。
売れているのは、よくありがちなエロティック系の下着ではない。どちらかというと、実用系の下着の販売額が急激に伸びたというのだ。
商品によっては、普段より3倍以上も販売数が増加したのだという。

その理由については、現在その詳細を分析中だが、おそらくホワイトデーのプレゼント用として売れたのだろう、という見方がインナー業界では強まっている。
つまり、男性から女性へのホワイトデーのプレゼントとして、インナーが選択された可能性が高いのだ。

もっともこれまでも、そうしたケースが全くなかったわけではない。
しかし、それはあくまでも特殊なケースで、つまり、相当に親密な相手に対するプレゼントとしての位置付けで、それだけに、そうしたニーズは極めて限定的だったといっていいだろう。

ところが、そうした状況は、ここ1~2年で一変しつつあるようだ。

もし仮に、今後もこうした傾向が続き、女性用インナーがプレゼント用品として定着したならば、新たに一大マーケットが誕生することを意味する。
実をいうと、一部下着メーカーは、もうすでにそうした状況を見込んで、そのまま新商品の開発に着手しているのだという。
そして、そのコンセプトは、「男性に選んでもらえるプレゼント用女性下着」。時代は、着実に変わりつつあるようだ。


須田慎一郎(すだ しんいちろう) プロフィール
1961年、東京生まれ
経済ジャーナリスト。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続ける傍ら、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」、テレビ大阪「たかじん NO マネー」、ニッポン放送「あさラジ」他、テレビ、ラジオの報道番組等で活躍中。 また、平成19年から24年まで、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務める。政界、官界、財界での豊富な人脈を基に、数々のスクープを連発している。

第47回  下着商戦前線に異常あり!?

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