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第48回  コンドーム業界でも「モノ作り・ニッポン」の技術力

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須田慎一郎が徹底予測!中高年のための「とっても大事なオカネの話」
コンドーム業界でも「モノ作り・ニッポン」の技術力


今年3月上旬のことだ。
韓国発の形で、思わずニンマリさせられてしまったB級ニュースが発信された。

そのニュースとは、韓国で「姦通罪」が廃止されたことを受けて、韓国のコンドームメーカー・ユニダス社の株価が急騰したという一件のことを指す。
おそらく、韓国の一部の投資家が、「姦通罪」が廃止されたことで不倫が急増するだろう、とイメージしたものと思われるが、それはあまりに飛躍しすぎだろう。

ここ最近のコンドームのニーズは、本来の使用目的である避妊よりも、エイズなどの性感染症の予防の方に、大きくシフトしつつあるのが実情だ。
このため、エイズの爆発的な広がりとともに、コンドームに対する需要もまた、大きく拡大してきた経緯がある。そうしたこともあって、コンドームに対してはクオリティーの高さが最も求められることとなった。

その点でいうと、やはり日本製のコンドームの品質に対する評価は、世界でもトップレベルにあると見ていいだろう。

世界マーケットのシェアを見ると、世界ナンバーワンの地位に君臨しているのが、イギリスのデュレックス社で占有率26%。それに続くのが、日本のオカモトで同20%となっている。
先日、中国の春節に合わせて中国人観光客が大挙して来日した。その際、彼らが密かに「爆買」したのが、メディアではほとんど取り上げられていないが、コンドームだったという。

もちろん、中国にもコンドームメーカーは存在している。しかし、中国人ユーザーから見た場合の「信頼性」という点では、日本製の方が中国製のものを大きく上回っているのだという。

いずれにしても、「モノ作り・ニッポン」の技術力は、このコンドームの分野でも世界に冠たるものとなっているようだ。
韓国の投資家も、投資するならオカモトだったのではないだろうか。


須田慎一郎(すだ しんいちろう) プロフィール
1961年、東京生まれ
経済ジャーナリスト。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続ける傍ら、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」、テレビ大阪「たかじん NO マネー」、ニッポン放送「あさラジ」他、テレビ、ラジオの報道番組等で活躍中。 また、平成19年から24年まで、内閣府、多重債務者対策本部有識者会議委員を務める。政界、官界、財界での豊富な人脈を基に、数々のスクープを連発している。

第48回  コンドーム業界でも「モノ作り・ニッポン」の技術力

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