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川口浩探検隊とプロレスの共通点を探る。教養としての水曜スペシャル! [プチ鹿島コラム]

ボートレース戸田
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GⅢ 戸田マスターズリーグ第10戦・週刊大衆杯


3月から「EX大衆」で新連載を始めました。タイトルは《プチ鹿島の「川口浩探検隊」探検隊 》。

昨年出版した「教養としてのプロレス」(双葉新書)の担当編集とまたタッグを組んだのです。

もうここらへんでピンときた方もいるかもしれませんが、当時の「プロレス」と「水曜スペシャル・川口浩探検隊シリーズ」ってどこか立場が似ているのです。

少年の私はどちらの番組もドキドキしながらテレビの前に座って見た。「探検隊」は俳優の川口浩が隊長となり、未知の生物などを探しに世界の秘境へゆく内容。

全力でテレビを見ていた。どれぐらい全力かと言えば、大人になったら絶対になりたくない職業が「テレビ朝日の局員」だった。危険な動物が次々に襲いかかるジャングルに派遣されるテレビマン。私は水スペに夢中になればなるほど「絶対テレビ朝日には入らない」と心に決めた。関連の制作会社も含めて。

そんな「探検隊」の思い出の回はたくさんある。なかでも「謎の原始猿人バーゴンは実在した!」にはたまげた。探検隊は原始猿人を本当に「見つけた」のだ。

私は翌日の新聞が待ち遠しかった。しかしその歴史的ニュースはなぜか載っていない。念のために図書館にも出かけて各紙を調べたがどこにも報じられていない。いったいなぜ。こんな不思議な気持ちになるのはアントニオ猪木のタイトル戦をなぜ新聞は報じないのか?という疑問以来だった。

そして次第に気づく。自分で夢中でみているものが多くの「大人」(世間)にはあまり相手にされていないことを。
「水曜スペシャル」と「昭和プロレス」の最大の共通点がそこだった。

現在の両者はまったく違う。プロレスは進化を続けて相変わらず人気のあるジャンルだが、「川口浩探検隊」が語られるときははネタ化している。

だけど私は「川口浩探検隊」が残した功績の大きさは途方もないと思うのだ。視聴者だけではない。「中の人たち」だってその後のテレビマン人生に大きな足跡を残しているはず。ドキュメントとは何か、エンタメとは何か、テレビとは何か?ということを。

なので、私は新しく始めた連載で「川口浩探検隊」の探検隊に出発した。「水曜スペシャル」を半笑いではなく真面目に探りたかった。

きのうも原稿を書いたのですが、自分でもワクワクした仕上がりになったので思わずここでも書いちゃいました。

よければご一読ください。「EX大衆」は毎月15日発売です。


プチ鹿島
PROFILE
1970年5月23日生まれ。お笑い芸人。オフィス北野所属。時事ネタを得意とする芸風で、新聞、雑誌などにコラムを多数寄稿。ラジオ番組「東京ポッド許可局」(TBSラジオ)、「荒川強啓のデイキャッチ」(TBSラジオ)、「キックス」(YBS山梨放送)ほか、TVや映画など多方面で活躍中。





「教養としてのプロレス」(プチ鹿島/双葉社)
2014年8月7日発売 新書判304ページ





今もっとも注目すべき文系芸人・プチ鹿島氏による初の新書が双葉社より発売! 「どの週刊誌よりも売れていた」という90年代黄金期の週刊プロレスや、伝説の編集者・井上義啓氏の週刊ファイトなどの“活字プロレス”を存分に浴びた著者による、“プロレス脳”を開花させるための超実践的思想書。 「半信半疑力を鍛える」「グレーゾーンを許容する」「差別に自覚的になる」等々、著者が30年以上に及ぶプロレス観戦から学びとった人生を歩むための“教養”を、余すところなく披瀝。すべての自己啓発本やビジネス書は、本書を前に、マットに沈むこと必死!

雑誌「EX大衆」は毎月15日発売!


ブログ:http://orenobaka.com/
ツイッター:@pkashima

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