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巨人軍「来季は江川監督」衝撃情報

[週刊大衆05月25日号]

かつて日本中を敵に回してその悪名を轟かせた男が再びユニフォームを身にまとう……。驚愕シナリオの全貌は!?

「新成」とは、2015年の巨人軍チームスローガンである。

「これまでのチームを一度解体し、より強いニュージャイアンツを作り上げる」
との原辰徳監督(56)の決意が込められたこの言葉を体現するように、新たな選手が活躍している。

ドラフト3位ルーキーの高木勇人投手は、4月までに先発で4勝。ドラフト2位の左腕・戸根千明投手も、リリーフとして働きを見せ、25歳の橋本到外野手は、新たにクリーンアップの一角を担うことになった。

まさに「新成」が実現しつつあるが、肝心の指揮官に、ある噂が囁かれている。
「原は今季限りで退任」――。この情報が開幕直後から、メディアや関係者の間で飛び交っているのだ。
「今季は原にとって2年契約の最終年で、2度目の登板となった06年から数えて丸10年になる。周囲には"もう限界。休みたい"と漏らしているようだ」(スポーツ紙デスク)
そして、その後任に浮上しているのが、まさかまさかの江川卓氏(59)だという。
この事態の裏には何があるのか?

話は今季開幕前、3月23日に行われた巨人軍を激励する『燦々(さんさん)会』席上での渡邉恒雄巨人軍最高顧問(88)のスピーチに遡る。
「原監督は(通算)12年目。7回リーグ優勝して、3回日本一になっている。これが最終年だなんて何かに書いてあったけど、誰も"これで終わった"なんて言っていない。13年、14年目といくかもしれない。僕は信じている。原君、頑張って」
と、壇上から原監督に熱烈なエールを送ったのだ。

この露骨な"続投要請"を原監督は、なんとも複雑な表情で聞いていたのだが、ナベツネ発言の真意を、専門誌記者が解説する。
「原監督が辞めたがっていることを察したナベツネさんが先手を打ったんです。あの場での留任要請なんて異例中の異例。それだけナベツネさんも焦っている、ということでしょうね」

その証拠に、スピーチの中で渡邉最高顧問は、
「適当な後任も目の前にいない」
と、率直すぎる発言をしている。

「この"適当な後任"は明らかに松井秀喜氏のことです。かねてから"松井監督"にご執心だったナベツネさんですが、ついに"目の前にいない"と諦めたわけです」(前出の専門誌記者)
その松井氏は、今年3月にヤンキースのGM付き特別アドバイザーに就任。近い将来の巨人復帰は、考えにくい状況になっている。

野球取材歴40年を超えるベースボールライターの江尻良文氏は、次のように語る。
「結局、すべての問題は松井の去就なんですよ。読売側としては、松井に監督をやってもらいたい。松井が監督をやれば、次は(高橋)由伸、阿部(慎之助)と、10年先まで巨人の監督は決まったようなものですからね」

しかし、肝心の松井氏の心は遠い海の向こう――。
この状況で原監督が辞めた場合、巨人軍が取るべき策はあるのだろうか。

巨人軍の事情に明るい記者によると、読売グループは緊急事態に備え、本社社長室に、スポーツアドバイザーという肩書で巨人OBを所属させている。
03年オフ、原監督がコーチ人事でフロントと対立して辞任した際に、アドバイザーだった堀内恒夫氏が急遽、監督に就任し、その機能が明らかになった。
現在、アドバイザーはその堀内氏(参院議員)と、鹿取義隆氏、そして長嶋一茂氏の3人。だが、彼らはいずれも、"次期監督リスト"には入っていないという。
「巨人軍監督は三原脩、水原茂に始まり、川上哲治、藤田の元ちゃん(元司)、そしてONと、歴代、スターが務めてきた。いつしか巨人の監督は、生粋の巨人OBでビッグスターでなければダメ、ということになったわけだ」(球界事情通)

前出の江尻氏も言う。
「巨人の監督の条件ははっきりしていて、論功行賞です。つまり、現役時代にどれだけチームに貢献したか、どれだけお客さんを呼べたのか、ということです」
「巨人監督就任は一生の夢」

そう見ていくと、一人の名前が浮かび上がる。
「知名度、実力ともに申し分のない監督候補は、やはり江川だろうね」(ベテラン取材記者)

江川卓――。
怪物の名をほしいままにした大投手で、「空白の一日」という球史に残る事件の主役。引退後も圧倒的な存在感を発揮する彼に、白羽の矢が立ったのだ。

江川氏の名前が「監督」という単語とともに語られたのは、11年11月25日の清武英利・元球団代表兼GMが行った、いわゆる"清武の乱"会見でのこと。
巨人から解任通告を受けた清武氏はそれを不服とし、当時の渡邉恒雄球団会長を非難するために、渡邉会長の以下の発言を暴露したのだ。
「巨人は弱いだけでなく、スターがいない。江川なら集客できる。彼は悪名高いが、悪名は無名に勝る。彼をヘッドコーチにすれば、次は江川が監督だと江川もファンも期待するだろう。しかし、監督にはしないんだ」

この暴露発言を聞いて、多くの球界関係者は意外に思ったという。
「長嶋政権時代に、江川には二度、投手コーチのオファーがありましたが、二度とも江川は断った。これにナベツネさんが激怒し、江川と巨人軍の縁を切るという話になった。その怒りは解けていたのか、という驚きですね」(球団スカウト)

清武氏の暴露で幻に終わった江川氏の巨人復帰だが、3年半の時を経た今、実現しようとしている。
「周辺情報によれば、ナベツネの"続投要請"にもかかわらず、原は今季限りで進退伺を出すようだ。また、ナベツネ発言の江川ヘッドコーチ案が原の提案だったことは周知の事実で、後継が江川なら原も納得するだろう」(前出の球界事情通)

江尻氏は、ある秘められた思いを明かす。
「江川氏にとって、巨人の監督就任は一生の夢ですからね。以前、ロッテから監督のオファーがあったときも、"監督をやるなら巨人。こだわりがありますので"と言って断っています」

だが、江川氏を取り巻く状況も変わった。
「江川は94年から10年まで、自分の名前を冠したテレビ番組『スポーツうるぐす』を持っていました。同番組ではメインMCのほかに企画構成も務め、このほかのテレビ出演で年間数億円の収入があったと思います。投手コーチの年俸は、よくて5000万円。オファーがあっても考えちゃいますよね」(民放関係者)

現在、江川氏は『うるぐす』の後番組『Going! Sports&News』に出演しているものの、立場はコメンテーター。
また、原監督の現在の年俸は推定3億円と、巨人軍の監督は金銭的にも非常に魅力的と言える。

着実に整いつつある"江川巨人軍監督誕生"への道だが、最後に注目すべき証言を紹介しておこう。
先に述べた『燦々会』が散会したあと、記者の囲み取材に応じた渡邉最高顧問は冗談めかして、
「原君の続投に決まっているが……」
と言ったあと、こう続けたのだ。
「そうは言っても、ドラマチックなことが起こることだってありうる」

なぜか、この発言が報じられることはなかったが、
「この"ドラマチック"が何を意味するかは明らか。来季は、江川のユニフォーム姿が見られるだろう」(前出のスポーツ紙デスク)

ジャイアンツの「新成」は、江川新監督就任が仕上げとなりそうだ。

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