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【武豊】ここからがラストスパートです!

[週刊大衆11月16日号]

ボートレース戸田
https://www.boatrace-toda.jp/
GⅢ 戸田マスターズリーグ第10戦・週刊大衆杯

人生に役立つ勝負師の作法 武豊
ここからがラストスパートです!


現在、JRAで行われる重賞競走がいくつあるかご存じですか?

数はわからないけど、その格付によって、GI、GII、GIIIと区別されているのは知っている……という方は、競馬ビギナー。22レース行われる平場のGIの内、15個言える方は、なかなかのファン。「フェブラリーステークス」から始まって、最後の「有馬記念」まで。GIを順番通りにすべて言える方は、正真正銘の競馬ファンです。

では……ここで僕からの問題です。今年、JRAで行われるGII、GIII競走はいくつでしょう?

毎週末、競馬新聞を片手に、大人の推理ゲームを愉しんでいる方でも、さすがに、この問題に答えられる方は少ないと思います。答えはGIIが36。GIIIが67。今年、新設されたばかりで、格付けのないレース……10月10日に行われた「第1回サウジアラビアロイヤルカップ」(芝1600メートル)と12月19日、中山競馬場で行われる「第1回ターコイズステークス」(芝1600メートル)が2つあります(障害を除く)。

2015年も後2か月。
この中で残っているGIとGIIはともに7レースで、GIIIは9レース。競馬ファンの方の中には、GI戦線の谷間となる今週はひと休み……と言う方もいるかもしれませんが、僕たちホースマンにとっては、京都と東京で、4つの重賞が組まれている今週からが、ラストスパートのゴングです。

7日土曜日は、05年アルーリングボイス、06年アストンマーチャン、13年ベルカントと3度優勝したことのあるGIII「ファンタジーS」(京都)と03年、コスモサンビームで勝ったGII「京王杯2歳S」(東京)。翌8日は、10年に新設され、今年が第6回目となるGIII「みやこS」(京都)と、まだ一度も勝っていないというか、デビュー以来、2度しか参戦していないGII「アルゼンチン共和国杯」(東京)。
1勝ずつ積み重ね一年を締め括る!

全GⅠ制覇まではあとひとつ……「朝日杯FS」を残すだけとなっていますが、GIIも、この「アルゼンチン共和国杯」をはじめ、「AJC杯」「日経賞」「セントライト記念」「ステイヤーズS」「府中牝馬S」と、6つに迫っています。

終わりよければすべてよし――。
残り2か月、ひとつひとつのレースを大切に、1勝でも多く白星を積み重ねたいというのが、今、抱いている目標です。その中には、今年まだ一つしか勝っていないGⅠレースもあれば、未勝利戦も、これからデビューを迎える馬たちのレースも入っています。

充実しすぎて、気がつけば有馬記念というのは大歓迎ですが、なんとなく日々の時間だけが過ぎていき、あっという間に有馬記念というのは御免です。

みなさんに、「やっぱり、武豊だよね」と言っていただけるような印象に残るレースをひとつでも増やし、未年を終えたいと思います。暦は11月……今、大注目のラグビーシーズンが始まりますが、やっぱり、一番、面白いのは競馬です!!

■武豊 プロフィール
1969年3月15日、京都生まれ。1987年の騎手デビュー以後、通算3500勝、日本人騎手初の海外GI制覇、年間200勝突破など数々の金字塔を打ち立て、現在も活躍中。

【武豊】ここからがラストスパートです!

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