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プロ野球界「好かれる選手or嫌われる選手」番記者たちの言いたい放題座談会

[ヴィーナス2017年06月01日号]

プロ野球界「好かれる選手or嫌われる選手」番記者たちの言いたい放題座談会

 プロ野球が開幕して2か月あまり。いいスタートを切った選手がいれば、つまずく選手もいる。成績によって他人への対応も変わるもの。そこで、本誌は選手たちの対応について暴露してしまおう。

■座談会参加者
A=球界に精通したベテラン記者
B=数球団の情報を持つ遊軍記者
C=西日本の球団に詳しい若手記者
D=夕刊紙のエース記者

A 今回のテーマは「好かれる選手」「嫌われる選手」。ファンからは好かれてるけど、実は選手やマスコミから嫌われてるとか、その逆だとか。具体的な名前を挙げながら話していこうと思う。みんな知ってるだろ。

B 巨人の場合、伝統的にメディア対応がきちんと教育されているので、それほど嫌われている選手はいませんね。基本的にみんな、記者とも仲がいい。その中心になっているのが坂本勇人。何を聞いても、笑顔でちゃんと答えてくれる。

C 長野久義も現場の記者から好かれているって話を、よく聞きますよ。

D キャンプのときなんか夕刊紙の記者だけを集めて食事したりするんですが、“懇親会があったら、呼んでください”なんて声をかけてくれるんです。夕刊紙にも同じように対応してくれるのがすごいと思う。

B 村田修一もすぐに打ち解けるタイプで、選手からも記者からも好かれています。菅野智之は話していることが理路整然としている。話し方はぶっきらぼうだけど、投球術を見れば分かるように頭が良い。記事にしやすいから、僕ら記者は相当、助かってますよ。

A 結局、記者泣かせなのは、話してくれない選手だったり、話しても内容がよく分からない選手だよな。

B そういう意味じゃ、澤村拓一は、あまりしゃべってくれないから、やりにくいですね。あまのじゃくなところがあって、“こっちは、こうですよね”と聞くと、だいたい“違いますよ”と、逆方向の話を一方的にまくし立てるんです。

D なんか、勝手にピリピリしてる感じ。記者が近づくと、また悪いことを書かれるんじゃないかって、過剰に自己防衛しようとするんですね。

A WBCで一躍、時の人になった小林誠司の取材対応は、どうなの?

B もともとスター気取りというか、ちょっと勘違いして偉そうにしてるタイプだったんだけど、WBCの活躍で調子に乗ってるから、今年はもっと、ひどくなるかもしれませんね。

A 昨年リーグ優勝、今年もロケットスタートに成功した広島の選手はどう?

C 一番好かれているのは、今年から先発に戻った大瀬良大地。あるベテラン記者も「俺が知ってる限りで1、2を争う人格者」と褒めてました。人が良すぎるのが勝てない原因ではないかといわれるくらい。

B それはすごいね。

D あと、新井貴浩は選手間でも好かれているらしいですね。

C よく練習しているし、若手からいじられても嫌がりませんからね。

C ベテランと言えば、昨年で引退した黒田博樹さんは、選手からそれほどは好かれていませんでした。ナルシストと見られてましたね。引退セレモニーのときにマウンドにひざまずいて泣いてましたけど、あれをみたチームメイトはみんな、“自己演出がすごいなあ”ってささやき合ってましたよ。

A 嫌われてる選手って、いるの?

C ドラ1ルーキーで、ノーヒットノーラン未遂をした加藤拓也ですね。彼は、“広島のエリカさま”と言われてるほどの塩対応で、ファンからテレビ局に苦情が入るくらい、受け答えに難があるんです。

D 侍JAPANメンバーの菊池涼介も基本的に気難しいタイプで、人見知りするから、本当に仲のいい記者としか話さないんで、やりにくい。ある程度の人見知りはしかたないんだけど、取材をドタキャンしたりすることがあるんで、かなり嫌がられている。

C 同じ侍JAPANの鈴木誠也は、ちょっと違うタイプ。自分の思っていることをうまく言葉に表せない。だから、何を聞かれても“分かんないっす”とか“適当に書いておいて”なんて言う。記者泣かせですよね。

A あと、エースのクリス・ジョンソンも本当にダメらしいね。めったに取材に応えないし、答えてもポケットに手を突っ込みながらだったり、携帯をいじりながらとかで態度が本当に悪い。逆に中継ぎのジェイ・ジャクソンは陽気でファンサービスも良いというから、爪のあかを煎じて飲ませてやりたいよ。

D いろいろとありそうな阪神についてはどうですか。

C 最も注目されてるのは、開幕から飛ばしてる糸井嘉男ですね。金本知憲監督も、彼の活躍にはホッとしてるはず。

B 彼は宇宙人と言われてるけど、記者にしてみれば、面白いコメントを出してくれるんで、ありがたい。阪神は関西一の人気球団だから注目度が高すぎて、選手たちも、あんまり飛び抜けたことを言わない。今の阪神には川藤さんみたいな人は、なかなか出てこない。そんな中で、見出しになるようなことを言ってくれるのは、今の阪神だと糸井くらいですよ。

A エースの藤浪晋太郎は、コントロールに苦しんでいるけど、どうなの?

C 彼は、入団1年目から活躍したこともあって、これまでは調整にしても何にしても好きにやらせてもらってたところがある。だけど、それが裏目に出て、今、大きな壁にぶつかってます。最近では、ストライクが入らず独り相撲してしまうケースが多いんです。四球を連発する投手は野手から嫌われるんですよ、「何やってんねん」と。今やチーム内では総スカンですよ。

D そういえば金本監督ってどうなんですか。

A 言ってみればカリスマ独裁者だよね。思いつきで場当たり的な采配を振るうんだけど、このやり方を疑問視する声が多い。たとえば、原口文仁をファーストで起用するという策も、キャンプでまったく練習してなかった。連携とかあるわけだから、やるならもっと早くから、その方針で行ってほしかったと、選手たちからはブーイングの嵐だよ。

B 今年の鳥谷敬は開幕から調子はいいけど、実は、金本監督は鳥谷のことが大嫌いで、鳥谷も金本監督のことを嫌っているという話があるね。

C そうそう。北條史也がショートをやめないのも、そうした事情があるみたいですね。

A 話をパ・リーグに移そうか。今や巨人以上の人気球団となったソフトバンクの嫌われ者の筆頭は、松坂大輔だよ。

C 初登板の予定が、また肩痛で回避しましたね。このまま投げずに引退するんじゃないですか。

A 態度も問題らしいよ。二軍で練習に遅刻をしたりして、チームメイトからは総スカン。あれだけ給料もらって、成績残してないんだから、練習ぐらいまじめにやれと。

B そういえば、6年ぶりに日本球界に復帰した川崎宗則は、アメリカでは「面白いキャラ」として人気者になっていたけど、実際はテレビに出てるときだけ。カメラが回っていないときはまったくの別人で、記者たちからは嫌われています。

D 逆に工藤公康監督はリップサービスがすごいから、僕ら記者からは受けがいいんだけど、チーム内では相当嫌われていますよ。選手起用のえこひいきが激しすぎるんです。気に入った選手しか使わない。細川亨が楽天に移籍したのも、工藤監督と折り合いが悪かったからだと言いますよ。

A 達川光男がバッテリーコーチになったけど、あれは工藤の話し相手として入閣したらしいよ。

D 確かに意外な人事でしたもんね。そうそう、日本ハムの中田は子分を作るタイプで、後輩に“今シーズン、何本打ったら、時計やるよ”とか言って実際、プレゼントしている。杉谷拳士とか西川遥輝あたりは、すっかり心酔してますよ。

B 舎弟を作ってかわいがるっていうのは、さすが“2代目番長”と呼ばれるだけあるね。あと、日本ハムでは栗山英樹監督の評判もいいですよね。

A 今年は今のところ調子が悪いけど、亡くなった先輩選手の墓参りにちゃんと行ったりして、OBからも好かれているよ。

C そういえば、“ゲスの極み乙女。”の川谷絵音似として有名なオリックスの金子千尋は、相当嫌われていますよ。

D ゲスなんですか(笑)。

C 本当に変わり者で、他の選手と全然つるまないんです。記者の取材にもまったく話さないし。それでチーム内でも浮いてるんです。

C それがかっこいいのと勘違いしてるんだね。後輩の西勇輝も、そうしたのがかっこいいと思ってるのか、“プチ金子”みたいになっているんです。

A 最後は中日に話を移そう。落合博満GMがいなくなって雰囲気は変わったよね。大島洋平なんかは、FAで出るつもりだったのに、落合が辞めることが決まった途端に残留を決めた。よほど嫌いだったんだね。

B 落合監督時代のマスコミとの険悪ぶりは最悪でしたからね。

C 今はチーム内での好感度ナンバーワン選手は田島慎二。打たれたときでも必ず、コメントを出してくれる。先輩の岩瀬仁紀も同じことをやっていたから、それを見て学んだのかもしれない。

D 嫌われている選手は?

A 荒木雅博だね。井端和弘がいなくなって調子に乗っている感じ。気分の浮き沈みが激しくて躁と鬱の差が激しい。記者たちは、みんな“今日は、どっちの日だ?”なんて言ってるよ。

D 選手からも相当嫌われていて、「荒木なんか使うより、ルーキーの京田陽太を、もっと使えばいいじゃん」と裏では言われている。2000本安打間近なのに。

A キリがないんで、これぐらいにしとこうか。

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