■選手村食堂を巡ってもひと悶着!

 2月8日のスノーボード女子パラレル大回転、決勝トーナメント1回戦に出場した竹内智香選手(38)。レース中に転倒し、対戦相手のドイツ代表ラモナテレジア・ホフマイスター選手(25)も転倒してしまう結果になったが、これがホフマイスター選手への妨害だと認定された。

 ワイドショー関係者は話す。

「竹内選手はこの判定について、審判の8人中6人がドイツ人であったことについて“不利だな”と思ったと語っていました。審判の大半が、ホフマイスター選手と同じ国出身だったということが、結果的に竹内選手の『妨害』という判定に対して、不信感を生む結果となったのでは、と『Number Web』も報じています」

 選手村で提供される食事でもひと悶着起きている。

 2月6日に、韓国メディア『中央日報』は、韓国選手団が北京オリンピック会場で提供される料理に不満を表明していることを報じた。一部の韓国選手が、「脂っこくて食べられない」「食べられるものがほとんどない」と言っていたということだ。

「しかし、2月8日に報じられたニュースサイト『AERA dot.』の記事では、選手村食堂は日本人選手たちには好評だと報じています。レパートリーも多く、味も問題ないと。韓国選手団からのみ不満が出ている可能性にも触れていましたね……。

 ただ一方、アメリカの大手メディアCNNでは、新鮮な果物などは見当たらず、冷蔵庫に食べ物が並んでいないこともあったり、話題となったロボットによる調理も遅れたり材料を切らすなど、なかなかうまくいっていないと報じています。

 さまざな報道が出ていますが、少なくとも、北京オリンピックの選手村食堂は、昨夏、世界各国のアスリートから大絶賛の声が出ていた、東京オリンピックの選手村食堂のレベルにまではないということではないでしょうか」(前同)

 2月20日まで続く北京オリンピック。日本人選手のメダル獲得の行方以外にも、トラブルからも目が離せない⁈

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