俳優の谷原章介（４９）と永島優美アナウンサー（３０）がＭＣを務める朝の情報番組『めざまし８』（フジテレビ系）の３月の平均世帯視聴率が５.４％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）で、同時間帯の極楽とんぼ・加藤浩次（５２）がＭＣを務める『スッキリ』（日本テレビ系）に並ぶ民放２位だったことが明らかになった。
２０２１年春にスタートした『めざまし８』が月間の平均視聴率で２位になるのは初めてのことで、個人視聴率の２.８％も『スッキリ』に並ぶ民放２位タイとなった。
「３月のニュース番組、情報番組の多くがロシアによるウクライナ侵攻に大きく時間を割きました。『めざまし８』はウクライナ侵攻の報道では、視聴者の生活にも近い話題を取り上げていましたね。また戦う女性たち、プーチン大統領（６９）の家族に関する話題、ロシアで拡大する“Ｚ文字現象”など、独自の取材姿勢が評価されたんでしょうね」（制作会社関係者）
番組では元世界ボクシングのヘビー級チャンピオンで、現キーウ市長のビタリ・クリチコ氏（５０）への単独インタビューも敢行。毎日のように各国のインタビューに対応していたクリチコ氏だったが、日本のメディアの取材に応じるのは『めざまし８』が初となった。
「『めざまし８』の制作は元『とくダネ！』チームが担当していますが、『とくダネ！』の取材力は他局からも評価が高かったんです。ただ、『めざまし８』がスタートする際、テレビ各局が重視する１３～４９歳のコア層を意識し、若い視聴者にも見てもらうためにとエンタメ情報を拡充したんです」（前同）
