■1発目のロケで視聴者が去ってしまったか

 喜界町で訪れた店の店長はATSUSHIのファンかつ趣味で音楽をやっており「サンゴの命と島の大地よ〜」「サンゴの命と恵みの海よ〜」「サンゴの命と喜界の人よ〜」という喜界町に関するオリジナルソングを弾き語り、この場面を千鳥は番組恒例の「ちょっと待てぃ!」ボタンで5分近くVTRを止めており、ツッコミ続けていたのだ。

「一音に歌詞を詰め込みすぎたこと、同じメロディを繰り返していたこと、背景に子供が写り込んだこと、その後番組が編集で島の風景のPV風にしたことなどに、いちいちツッコミを入れていたんですが尺を割きすぎていたような……ここで脱落した視聴者がいても、不思議ではありません」(専門誌記者)

 その後は順調にロケが進み、別の若いファンと「相席」した際に『いつかきっと…』を歌うサービスも行い、ATSUSHIのパートは終了した。

「その後、山形県の肘折温泉を落語家の立川志らくさん(58)が実際に温泉に浸かりながら『M-1グランプリ』を語ったり、大自然が美しい徳島県上勝町を氣志團綾小路翔さん(45)が訪れていました。この2つはツッコミどころはありつつも比較的スムーズに進んでいました」(前同)

 ATSUSHIに続き綾小路も「ONE NIGHT CARNIVAL」を披露したものの、午前中に地酒とお餅、喫茶店で石焼焼肉を食べたせいで「プロの声」が出せなくなっており、

「これはいい教材ですね。ミュージシャンの方は気をつけてください。餅と石焼き焼肉はへばりつきます。歌前は。気をつけて!」

 とノブが全国のミュージシャンに注意喚起する、という場面もあった。

「そして、事前にCMでも大々的に告知されていた郷ひろみさん(66)が千葉県香取市を訪れ、大トリを務めました。タキシードのを広げて“郷ぅ~~ヒロミですッ!”とあいさつする登場シーンの時点で千鳥はツボに入っていて、“トレンチコート変態”呼ばわりしていました(笑)」(前同)

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