■浜田への忖度が『オオカミ少年』をダメにしている!?

 2005年に一度は最終回を迎えた『オオカミ少年』だが、浜田の一声で番組は復活することになったと言われている。

「金曜19時で浜田さんMCの新番組がスタートするにあたって、『オオカミ少年』以外のさまざまな企画が持ち込まれたといいます。ただ、浜田さんにはどうもしっくりこなかったようで、“こんなんやるぐらいやったら『オオカミ少年』を復活させたほうがええんやないか”と、浜田さん側から提案があったそうなんです」(前出の放送作家)

 6月16日放送のニッポン放送『飯田浩司のOK!Cozy up!」(ニッポン放送)内のコーナー「ENEOSプレゼンツ あさナビ」にゲスト出演した今田耕司(56)は浜田のMC力を絶賛。

「浜田さんのやってることって表だけじゃなくて裏が凄いなと思いました。ゲストに対する気遣いと、言うべきところを言って、フォローすべきところをフォローする。この人に対してどういう接し方をすればいいのかとか」と語った。

「番組の見え方にもかなり気を遣うようで、浜田さんはプロデューサー的視点も持ち合わせている。『オオカミ少年』も19時台ですから、子どもも楽しめるわかりやすい内容にしようというコンセプトを打ち出したといいます。

 それは良かったのでしょうが、逆に言うとそれに引っ張られすぎて『オオカミ少年』はあまりに毒がないものになってしまったようなんです」(前同)

 バラエティ番組を作る側であれば、攻めた内容にしたいという思いが芽生えそうだが――。

「最初に浜田さんが“子どもにもわかりやすくて楽しいものを”と掲げたため、制作サイドは浜田さんの意に沿うように、浜田さんが難色を示さないように、ということに異常なまでの忖度を働かせて番組を作っていて、“浜田さんの方だけ見ていて、視聴者のほうを向いていない”と関係者の間では言われています。

 ただ、浜田さんとしては多少攻めた内容でも怒ったりはしないはず。なのに制作サイドは忖度しまくってしまっているそうです」(同)

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