杏・坂口健太郎『競争の番人』視聴率好調も見どころは実力派キャストの演技だけ?“毒入りどらやき”に“壁キック”、ツッコミどころだらけの脚本に広がる急失速不安の画像
※画像はフジテレビ『競争の番人』公式サイトより

 坂口健太郎(31)と(36)がダブル主演を務める月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系)の第3話が7月22日に放送され、平均世帯視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、初回から急激にダウンした前回からV字回復を果たした。

 同ドラマは、同枠前期放送の『元彼の遺言状』に続き、ミステリー作家・新川帆立氏の同名小説の実写化。舞台は公正取引委員会第六審査、通称“ダイロク”で、エリート審査官・小勝負勉(坂口健太郎)と、元刑事の新人職員・白熊楓(杏)らが、企業の隠された不正行為をあぶり出していく。

 第3話は、初回から続いている「ホテル天沢」の社長・天沢雲海(山本耕史/45)らによる、ウエディング費用カルテル疑惑の解決編。元ホテル長の長澤俊哉(濱津隆之/40)によって倉庫に監禁された小勝負と白熊だったが、そこで重要な資料となる過去の宿泊台帳と顧客カードを発見する。

 ダイロクは決定的なカルテルの証拠をつかもうと動き出し、主査・桃園千代子(小池栄子/41)が「温泉郷・絆」の政岡一郎(春海四方/63)を口説き落とし、雲海との会合の様子を携帯電話を使ってダイロクに流させることに。しかし、用心深い雲海は盗聴発見器を持っていて……という展開。

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