■オリジナル脚本になってからどうなるか

 また、小勝負と白熊が監禁されたとき、白熊が壁の薄いところを見つけて蹴破るのだが、だからといって次の展開につながることはなかった。単に白熊が飛び蹴りするところを見せたかったのか?

 他にも、小勝負の見たものを写真のように記憶できる能力が、今期放送中の金曜ドラマ『石子と羽男』(TBS系)の弁護士・羽根岡佳男(中村倫也/35)とかぶっていることが、多くの視聴率から指摘されているが、これは たまたまで、偶然の一致だろう。

 原作のエピソードは今回分までで、次回からオリジナル脚本となる。白熊が警察から公取委に移動する原因となった、因縁の相手が登場するようだが、今回指摘された、脚本や演出の粗さがどうなるのか、小勝負と白熊のバディの活躍とともに注目したい。(ドラマライター/ヤマカワ)

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