論客盟友・ひろゆきが「香川照之ゲス騒動」で炎上のなか…日テレで新MC番組・カズレーザーが「令和のビートたけしになる」!空いた「たけし枠」奪取、オファー殺到CMでも「荒稼ぎ」のワケの画像
※画像は日本テレビ『カズレーザーと学ぶ。』公式ホームページより

 俳優の香川照之(56)が東京・銀座のクラブでホステスに対して性加害に及んでいたという8月24日配信の『デイリー新潮』の記事を受け、「2ちゃんねる」創設者の“ひろゆき”こと西村博之氏(45)が展開した持論が物議を醸している。

 8月27日、ひろゆき氏は自身のYouTubeチャンネルで「キャバクラってそういうところでしょ?」「だってある程度性的なものを売ってて、それで金もらってるんでしょう? 辞めたら?」と語った。

 ツイッターでも同様の主張をし、「キャバクラなど風俗は、性的被害や嫌な思いをする事で高い給料が貰える仕事です。セクハラが嫌なら風俗で働くべきではないです。『他の仕事が出来ないので選択肢が無い』という人は生活保護をどうぞ。『キャバクラで働いても性的な被害を受けない』というのは嘘です」と投稿した。

■「的外れでヒトを傷つけるコメントですよ」

 SNSでは、このひろゆき氏の発言に対して「自分では端的に的を得たコメントをしてるつもりかもしれないですけど、実際には的外れでヒトを傷つけるコメントですよ。気付いてます?」「店が決めたルールを守れない客は客ではないです」「『キャバクラって、そういうところでしょ?』って言ってるけど、さすがにそれは違うよなw キャバクラ行ったことあんのかな?」といった批判的なコメントが殺到。

 8月29日、元ロイター通信記者で「国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ」の笠井哲平氏もひろゆき氏のツイートを引用し、「性暴力の加害者に対して『やめろ』と啓蒙するのではなく、被害者の職業選択に責任を回収してるところが典型的な二次被害。性暴力は犯罪であり人権侵害ですよ。職業によりリスクが高まるのは事実ですが、『自業自得』な人権侵害なんて無い」と怒りを示すなど、騒動はさらに大きくなりつつある。

 その後も、ひろゆき氏は同様の主張を続けているが、作家でタレントの乙武洋匡氏(46)は8月29日にツイッターを更新して「ひろゆきさんは決して『キャバ嬢には何をしてもいい』と言っているわけではなく、『現実にそういうヤバい客がいる以上、お金のために仕方なくやっている人がいるなら生活保護がありますよ』と、いつもの主張を繰り返しているだけだと解釈した。違ったらごめん」と総括。

 このツイートをひろゆき氏が引用し、「乙武さんの書いた通りなんですけど、読解力の少ない人が多い昨今です」と同意していた。

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