カズレーザーが吹き飛ばした「元TOKIO山口達也の呪い」!新MC番組が王者『報道ステーション』も“撃破”した秘訣は「非バラエティ感」と圧巻の「まとめ力」!!の画像
※画像は『カズレーザーと学ぶ。』公式ツイッター『@kazutomanabu』より

 10月25日、メイプル超合金カズレーザー(38)の冠番組『カズレーザーと学ぶ。』(日本テレビ系)のレギュラー放送がスタートした。同番組は2021年末から4度にわたって特番として放送された「小難しい、でも知れば人生がちょっと変わる」という最新研究や学説をカズレーザーが各界の専門家から学ぶ新しいスタイルの教養番組だ。初回は「不老不死」を「遺伝子研究・人間拡張・がん治療」の3つの分野から掘り下げた。

「特番時代から一定の支持を集めていた番組ではありましたが、“不安材料”もありました。

 1つは、放送時間の“火曜22時枠”は裏番組に強力な『報道ステーション』(テレビ朝日系)やTBSの火曜ドラマ枠が存在すること。

 もう1つは、日テレの同枠は、元TOKIO山口達也さん(50)がMCを務めた『幸せ!ボンビーガール』が、2018年に山口さんが不祥事で降板してから迷走を極めて2021年に終了したうえ、後番組のKAT-TUN亀梨和也さん(36)がMCの『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』もわずか1年で終了。火曜22時の番組は連続でスベっていて、同枠は、“民放の王者”日テレでもどうにもならない“死に枠”になっていたんです」(制作会社関係者)

 そんな懸念材料があった『カズレーザーと学ぶ。』だが、初回の世帯視聴率(関東地区/ビデオリサーチ調べ)は8.2%、個人視聴率は4.6%を記録。

 対抗相手だった『報道ステーション』は世帯10.4%、個人5.5%で『報ステ』に軍配が上がる形になったが、“コア視聴率”は別だという。

「現在のテレビ各局は“13~49歳に的を絞ったコア視聴率”を最重要視していますが、これが『報ステ』はもちろん、同時間帯の全局中でトップを記録したといいます。

『カズレーザーと学ぶ。』は、バラエティ番組というより教養番組の要素が強いし、カズレーザーさんそのものが“インテリ芸人”として認知されているので、番組内容に興味を持ったインテリ層や、ふだんは何となくニュースにチャンネルを合わせている層を狙い撃ちできたのでは、ともっぱらですね」(前同)

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