初めてワインを飲んだ日本人は誰?

日本で初めてワインを飲んだ人物は織田信長、という説がある。
キリスト教に寛大で布教を許した信長は、宣教師たちから様々な貢物を贈られている。
その一つに「チンタ」と呼ばれる酒があった。チンタとは、ポルトガル語のヴィーニョ・ティント(赤ワイン)が変化したものだ。初めて見る、血のように赤い酒を、多くの者が気味悪がるなか、信長は平然と飲み干したという。

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