もし窓口通常料金の1800円にプラス1000円の指定席料、ドリンクMとポップコーンMのセット680円を支払うとなると、1本の鑑賞で3000円をゆうに超える。ロードショーを観てもむろん一般席、しかも映画の日に1100円と決めている、ぼくなどとはエラい違いだ。

 映画館のロビーに漂うポップコーンの匂いは蠱惑的だが、今やSサイズでも320円(TOHOの場合)するので、スナックもドリンクも当然コンビニで買い込む。それらが300円としても、映画代込みで総額1400円なので、ものすごく差を付けられた感あり……。まぁ、ぼくなどは暇さえあれば名画座通い。ならせば月単位でも相当額を注ぎ込んでいるので、フードの節約はマストだ。

 というわけで、各映画館のポップコーンの食べ比べはさすがにしたことがなく、それこそTOHOシネマズでたまの贅沢を楽しむくらい。東宝系のほうが映画自体、ロードショー向きの大作イメージがありますからね。ただ、某ブロガーの比較レビューを見ると、TOHOシネマズがそれぞれ5点満点で味4.2点、サイズ感5点、価格設定5点と他を圧している。どうもぼくも彼女も、知らず知らずに正しい選択をしていたみたいだ。

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