それはともかく、アイドルとポップコーンの親和性は高い。白い見た目も可愛いく、サクッとして口溶けよく、ながら食いには向いているが、そう腹に溜まらず、映画が終わると、また何か食べたくなる。なんだか一発屋アイドルみたいなフードがポップコーンだ。

 そのポップコーンも最近ではキャラメルだけでなく、いろんなフレーバーやカラーを施す流れにあり、とてもバラエティに富んできた。そこで思い返されるのもやはり、AKB48グループなわけだが……。

 もっとも、特技が「ポップコーン(のイラスト)を描くこと」で、映画館でせっせとバッグにポップコーン貯金をしている、高橋朱里はひと味違う。韓国での活動でどんな色に染まってくるのだろうか。実際、向こうでのライブのショットを見ても、大きなポップコーンのバケツを抱えている。

 コロナ騒動が収束すれば、日韓の交流はこれまで以上に盛んになるはず。朱里がポップコーンのように弾け、故郷に錦を飾る日を心待ちにしたい。

(取材・文=鈴木隆祐)

アイドル食堂

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