■城島社長の決断で山口復帰!?

 2018年4月、元メンバーの山口が不祥事でグループを脱退し事務所を退所。以降、音楽活動が満足にできないことに長瀬が不満を抱き、事務所から退所するのではないか、とさまざまなスポーツ紙や週刊誌が報じてきた。

「TOKIOの4人、特に松岡は山口の復帰に向けて熱心に動いてきたといいます。ただ、ジャニーズ事務所は芸能界を代表する巨大プロダクション。多くのタレントが所属していて、広告関連でもさまざまなしがらみもある。被害者の女性とは和解が済んでいるといっても、おいそれと山口を復帰させることはできないでしょう。

 しかし、TOKIOがジャニーズ事務所本体から独立し、城島が社長になれば話は別。城島が、“ご批判、厳しい声はあると思いますが、社長の僕の決断で彼を復帰させたいと思います”と、山口の復帰にGOを出すことができるかもしれません。長瀬の退所に続き、3人が独立を決断したのは、山口のため、という可能性は大いにありえるでしょうね」(前出の芸能プロ関係者)

 ベテラン女性誌記者は話す。

「これまで何組もジャニーズのグループにインタビューをしましたが、その中でもTOKIOには特別な印象を受けました。というのも、私がインタビューをしてきたタレントで、聞いてもいないのに自分以外のメンバーのエピソードを話し出したのはTOKIOだけだったんです。

 結成間もない頃にインタビューしたんですが、松岡くんが“長瀬は本当バカなやつなんですよ。というのも……”というふうに、メンバー各々が他のメンバーの、マネジャーも知らないようなプライベートの話を楽しそうにして、取材中に爆笑を取るんです。“面白いんだけど、個人的なことを話しすぎてるから使えないよ”と思っていたら、案の定、原稿チェックで事務所の人に“しゃべりすぎ”と削られてしまった(笑)。

 とにかく、彼らのメンバー同士の愛には驚かされましたね。そして、やはりTOKIOのこの結束は、他のジャニーズグループとは違う、“バンド”だからなんだな、と思い知らされましたね」

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