■意外な耐久性が明らかに
ちなみに、専門家からの意見としては、韓国の段ボール家具メーカー『ペーパーポップ』のパク・デヒ（３５）代表は７月２７日の『中央日報』にて、
「段ボール家具を作るときに使う段ボールはわれわれに馴染みのある宅配箱用の低品質段ボールではない。新聞紙など再生用紙が混ざっていない『ＡＰ（Ａｌｌ Ｐｕｌｐ）』段ボールを使う。これは一般の段ボールに比べて３倍の強度がある」「五輪のような一時的なイベントで紙ベッドを使ったのは環境的に非常に適切な選択」「段ボールベッドが木材や鉄製家具よりも品質的にも大きく遅れを取っていない事実が広く知られるきっかけになってほしい」
と、コメントしている。
意外な耐久性が明らかとなった段ボールベッド。オリンピックを機に、段ボール製家具があらためて再評価されるかもしれないーー。
