■「そもそも総研でなぜ２階の窓から帰る事になったか、深掘りして」
「そもそも総研」は玉川氏による、“ニュースに潜む疑問”を独自に追及する解説企画で前身の『モーニングバード』より続く番組の名物コーナーでもある。
ネットには「玉川さん、そもそも総研でやって。慢性的に緊急事態宣言化に飲食飲酒していた疑惑もあるわけで。そこはしっかり調べてもらわないと」「第三者委員会など他人事のようなことは言わず 玉川氏の『そもそも総研』の出番じゃないのかな！」「そもそも総研で取り上げてほしい “そもそもなぜこの時期に宴会をしたのか”」「そもそも総研で、なぜ２階の窓から帰る事になったか、深掘りして欲しいね」といった声が殺到している。
しかし、『モーニングショー』の前に放送されている『グッド！モーニング』では、この問題をいっさい取り上げることがなかったため、「バッハの批判はするけど、自分たちの批判はスルー」「『グッド！モーニング』もう観るのをやめた！」といった批判的な声が上がっている。
また、午前１０時２５分からの『大下容子ワイド！スクランブル』では、２０２０年６月付の人事で役員待遇に昇進した大下容子アナ（５１）が「テレビ朝日の一員としてこのような事態となったこと心からお詫びいたします」とし「油断とおごりがあったのではないかと私は思います」と謝罪した。
「玉川氏や大下アナが憤りを示しているように、当然、今回の宴会をしていた１０人に対してはテレビ朝日局員からも怒りの声が上がっています。かねてより、役員は新型コロナウイルスが流行して以降、外食すること自体をいっさい禁止にして、行っていなかったといいます。また、全スタッフに対しても“外食や会食は控えるように”という通達が出ていた。
しかし、それを破ってオリンピック担当者が１０人で打ち上げをやっていたわけです。テレビ朝日の番組ではコロナ禍でのオリンピック開催に反対したり、閉幕翌日の８月９日にオリンピック委員会のトーマス・バッハ会長（６７）の銀座視察を批判したりしていました。
そんな中で自社の局員が大人数で会食をしたり、酔ったうえでケガを負ったわけですから、まさに“ブーメラン直撃”といった状況です。今後は“戒厳令”のようなさらなる厳格な通達が全スタッフに出る可能性も高そうです」（前出の夕刊紙デスク）
