■考察ポイントが多すぎる!

 路上でこけしを売ろうとするような天然キャラだが、丈一郎が殺し屋であることを知っていたり、柊が葵を殺すことを応援すると言ったり、何かありそう。葵が死んで都合がいいのは許嫁の彼女であり、こけしにも意味があるかもしれないという声もあった。

 また、鳴宮美月の担当編集者の風岡樹生(中尾明慶/33)の存在も気になる。風岡は以前いた部署が週刊誌で、殺された葵の兄で千景の恋人だった武尊も週刊誌の記者だったため、2人が繋がっていると疑っている声が多い。

 千景は鳴宮美月の机にあった万年筆を探していて、その中に武尊が隠したSOSと詩織の暴露データがあると考えている。これまで、風岡が万年筆を持っているシーンが何度かあり、武尊の後を引き継いでSOSのことを調べているという説も出ていた。 ドラマは残すところあと3話で、大きく広げた風呂敷をちゃんと畳めるか心配だ。人間関係が分かりにくくて、視聴率が伸び悩んでいるし、こうなったら、思い切り振り切った“どんでん返し”で、コアな考察ファンを楽しませてくれることに期待したい。(ドラマライター/ヤマカワ)

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