俳優の神田正輝（７１）が１２月２５日、ＭＣを務めるテレビ朝日系『朝だ！生です旅サラダ』（毎週土曜午前８時）に生出演した。いつもと変わらない神田のプロ意識の高さ、共演者の対応に、いまだに感動の声が広がっている。
神田はオープニングで「おはようございます。２０２１年１２月２５日の朝です」と普段と変わらない挨拶をし、「いつも僕はみんなを守る立場。今日は守られているような雰囲気あるな。ありがとうございます。僕は元気ですよ」とコメント。
神田の長女で女優の神田沙也加さん（享年３５）が１２月１８日に急逝したことに直接触れることはなかったものの、自身の心境を含ませつつ語った。
番組中盤、「コレうまの旅」のコーナーで愛媛県今治市の「焼豚玉子飯」を紹介。スタジオで出演者とともに焼豚玉子飯を試食した神田は「美味しい」と絶賛し、「焼豚って……久々にちゃんとしたご飯食べたんだけど、歯応えがあるね」と話した。
続けて、「『旅サラダ』に来てよかった」とし「ご飯食べられた」と笑顔でコメントすると、共演者から「よかったぁ」と声が上がる場面もあった。
エンディングで、ゲストの南果歩（５７）が「『旅サラダ』は、神田さんを中心にすごいアットホームで、来ると癒やされます」とコメントすると、神田は「『旅サラダ』にはファミリーがいっぱいいるんです」と笑顔で応じた。
この日は年内最後の放送ということで、番組最後に神田は「来年はまた旅を続けたいと思います。俺ずっと旅しているんだけど」とスタジオのお笑いを誘い、「『旅サラダ』、また来年です。素敵な週末を」といつも通りの明るい進行を貫き通した。
神田の仕事ぶりに、視聴者からは「オープニングでプロの仕事を観て涙した」「神田正輝さん、生放送でてるんだね。気丈に振舞っていて、“僕は元気ですよ”って。辛いよね。プロだな」「神田正輝さん、凄いな。あれだけのプロがいるだろうか」といった声がネットに上がっている。
