■いつもの楽しい『旅サラダ』を貫いた出演者たち

 12月25日の『旅サラダ』の世帯視聴率は10.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、個人視聴率5.9%を記録。前週18日の世帯7.5%、個人4.0%から跳ね上がっており、やはり多くの人が番組に注目していたようだ。

「サブMCの向井亜紀さん(57)はオープニングからエンディングまで、神田さんの横で涙をこらえているように見えました」(女性誌ライター)

 また、ゲストの南は神田にうながされてスタジオに登場。アメリカでドラマの長期ロケを行なっていたという話題で、神田から「おつかれさまでした」とねぎらいの言葉をかけられると、「いや、とんでもないです。いろいろあって……そうですね……私も仕事頑張ろうと思って、はい、やってます」と言葉を詰まらせつつコメントした。

「いつも笑顔で楽しませてくれる番組レギュラーの勝俣州和さん(56)も、ワイプでは時折厳しい表情が抜かれることがありました。それでも、神田さんを筆頭にいつもと同じような楽しい番組をお茶の間に届けようという思いが強かったのではないでしょうか」(前同)

 番組名物のラッシャー板前(58)の中継コーナーも、いつも通りにぎやかで楽しい雰囲気だった。

「それも神田さんサイドの“いつも通りやってほしい”という意向に沿って、やりきったのかもしれませんね」(同)

 2009年から『旅サラダ』にレギュラー出演している三船美佳(39)は12月25日に自身のインスタグラムを更新して「言葉が見つからないまま 神田さんにお会いしました」と切り出し、「何も言えなかったけど お顔を見られて安心したと共に 気丈に振る舞われてるお姿、、、」「旅サラダファミリーとして 心でずっと寄り添っています」「ご冥福を心よりお祈りいたします」と綴った。

「番組スタート時から出演している向井さん、12年レギュラーを務めている三船さん、そしてゲストの南さんにも悲しい、苦しい過去がありました。だからこそ、番組の顔である神田さんの気持ちに寄り添い、25日も普段と変わらない楽しい放送になったのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)

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