■パンサー向井の決断には批判以上にエール

 多くのラジオファンに愛された『らじおと』終了の原因は、伊集院の“パワハラ疑惑”だと言われている。

 2021年9月の『女性セブン』(小学館)が、月曜アシスタントを務めていた元TBSアナウンサーの新井麻希(39)に対し、伊集院が本番中や本番以外の場面でパワハラともとられかねないダメ出しをたびたび行なっていたと報じたのだ。

「伊集院さんはパワハラ疑惑を否定しましたが、この件をきっかけに内部関係者しか知りえない情報が表に出るようになり、伊集院さんの中にTBSラジオや番組スタッフに対する不信感が生まれていったと言われています。

 一方の番組スタッフにも不満が溜まっていた。伊集院さんのラジオへの情熱やこだわりは凄まじいものがあり、共演者やスタッフに求めるハードルも高い。しかし、このご時世ですからそれをパワハラだと受け止めてしまう人も少なくありません。スタッフも伊集院さんにビビりまくりで、番組はにっちもさっちもいかない状況に陥り、終了という運びになったと言われています」(制作会社関係者)

“ラジオの帝王”と呼ばれる伊集院の後任として抜擢された向井に対しては、「朝伊集院の後番組が向井って時点でつまらなさそう」「伊集院の後は向井か……当たり障りの無い人選やね」「らじおとの後番組、パンサー向井なんだね。まあ、悪くない人選だとは思います。聞くかどうかはまだわからんけどね…伊集院さんの後っていうプレッシャーは大変よね」といった批判的な声が少なくない。

 一方で「大沢悠里さんの後釜だった伊集院さんのプレッシャーも相当だった筈で、それを引き継ぐ向井さんも同様だろう。しかし、どんな番組になるのかは楽しみだね」「ちゃんと渡されたバトンではなくて、落ちて砂だらけのバトンかもしれないけど、挑戦権を掴みたかった。チャレンジしてみたい。というのを聴いて心が震えた。がんばってー」「伊集院光の穴にパンサー向井が入ってくるの夢ある。これぞ人生・タイミングって感じ」と、向井を後押しするコメントも多数寄せられている。

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