■オリラジ中田「『牛宮城』は商売とビジネスの基礎を教えてくれてありがとう!」

 そんな宮迫の『牛宮城』について、実業家であるヒカルや堀江貴文(49)は以前から苦言を呈していたが、ここに来てオリエンタルラジオ中田敦彦(39)が堀江による経営指南書『まんがでわかる絶対成功!ホリエモン式飲食店経営サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい外伝』(講談社)を下敷きにした経営動画を25・26日に前後編で投稿。

 その内容が、あまりにも芯を突いているのでは、と反響を集めている。

「“『牛宮城』から学んで自分の店を出すときはちゃんとしよう!”というテーマで、経営術をレクチャーする動画でした。“攻撃より防御が重要”“経費かけ過ぎ問題といえば牛宮城”という風にボコボコでしたが、後編動画の締めの言葉がクリティカルすぎました」(専門誌記者)

 中田は、

「(支出や常連を意識することは当たり前だよね?)でも、これ聞かずにやるとどうなるか? ああなるんだよ! ああなってしまうんだよ! 何度も言うぞ。『牛宮城』にみんな感謝しなきゃいけないの! 何でかって? 一番陥ってしまうから!」

 と、『牛宮城』関係の動画のコメント欄は動画投稿者がコメントを読んだことをアピールするための機能「ハート」がついてないため「常連の声」が届いていないこと、FL比率(食材と人件費)、家賃、その他もろもろ典型的な失敗例をなぞっていることを理路整然と批判し、

「みなさん批判はやめましょう! そしてありがとうといいましょう。“『牛宮城』は商売とビジネスの基礎を教えてくれてありがとう!”その教えをもって、コロナに私たちは打ち勝つ。その気持ちで見なさん、宮迫さんのチャンネルにグッドボタンを押してください」

 と締めた。中田としてはこの動画は批判ではなく、「日本経済と宮迫さんとYouTubeの空気をよくする前向きな動画」とのことだ。

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