■横山裕&村上信五は「解散ライブ」も検討

 関ジャニのCD売上が落ちている、という指摘もある。

 2021年11月17日、関ジャニはフルアルバム『8BEAT』をリリース。初週売上は26.1万枚だった。2018年5月リリースの『GR8EST』の初週は30.5万枚だった。あくまでも初週売上だが、4年前と比べると初動で4万枚も下がってしまっているのだ。

「ファンクラブ会員数では嵐の約300万人に次ぐ約74万人を誇っていたこともあり、関ジャニはジャニーズ事務所の“2番手グループ”だと言われてきました。しかし、そのファンクラブ会員数でも昨年11月、一時的にKing&Princeのファンクラブ会員数が関ジャニを上回ったとジャニーズファンの間で話題になったんです。

 こういった点からもうかがえますが、関ジャニが勢いを失っているのはたしか。やはり、渋谷すばる(40)と錦戸亮(37)というリードボーカルの2人が脱退した影響は大きいですよね。ただ、今も残っている5人の絆は固い。グループが解散する、ということはないはずです」(芸能プロ関係者)

 1月17日の『行列のできる相談所』には関ジャニの横山裕(40)、村上信五(40)、丸山隆平(38)、安田章大(37)、大倉忠義(36)が出演。メンバーが相次いで脱退したことを受け、グループの解散も考えたと明かした。

 安田は「リードボーカルがいなくなった。屋号(関ジャニ)をなくすか? という話にもなりましたけどね」と振り返り、グループの年長者である横山と村上の2人がグループの今後について意見を交わしたとも明かした。

 村上の「どっちかがこれで(グループを)抜けるのはない。残るほうがしんどくない? 一蓮托生じゃないかと」という思いに、横山も「村上が“やるぞ”ってなってくれたから。あいつの思いを聞いて頑張らなきゃってなった」と語り、「正直、解散ライブのことまで話をしていた。“潮時なのかな”って思って、村上に相談した」と打ち明けた。

「2人の話し合いで、解散を回避したと明かしたんです。これだけのことをテレビで語ったわけですから、今の5人が脱退したり、解散したりすることはないでしょう。ただ、グループとしての勢いは落ちつつある。そして、メンバーはそれぞれ得意分野で活躍しています」(前同)

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