■「目指す賞があると、みんなお笑い全体は盛り上がるかな」

「昨年1月23日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)でも、『M-1』を“単なるテレビ番組”と評したこともありますからね。

 賞レースの審査員といえば『M-1』『キングオブコント』を筆頭にダウンタウン松本人志(58)が思い浮かびますが、改めて同じトップクラスの芸人でも、価値観はまるで違うんだなと分かりました」(専門誌記者)

 松本は賞レースについて、

「目指す賞があると、みんなお笑い全体は盛り上がるかなと思ってね。やっぱりあった方が良いかなあ」

 と、20年4月24日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)でコメントしていた。

 もっとも、

「出たくない人は出なくていいしね。お笑いに点数をつける必要はないんだけど、つけてくれって言う人たちの集まりにはつけていいと思う。ぐっさんみたいに『俺はそういうのじゃない』っていう人に、急に『ぐっさんは何点や!』って言っているわけではないので」

 と、賞レース反対派で番組ゲストの山口智充(52)の意見も尊重はしていた。

 ちなみに、松本はさんまについて、1月15日放送の『ダウンタウンなう』では「コンビを組んでみたい相方」として、さんまの名前を挙げたこともある。

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