嵐・松本潤主演“賛否両論”のテレビ朝日『となりのチカラ』は何位?俳優・女優の人生を左右する連続ドラマ「コア視聴率」ベスト5「驚きのランキング」!の画像
松本潤(嵐)

 テレビ各局の評価基準が、これまでの世帯視聴率から13~49歳のコア視聴率に移行してきている。

坂上忍さん(54)の『バイキングMORE』(フジテレビ系)が3月いっぱいで終了するのも、同じタイミングでビートたけしさん(75)が『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)を降板するのも、高額ギャラに加えて、お2人がコア視聴率を取れないことが原因だとも言われています。テレビ各局がコア視聴率を重視する理由は、コアが高い番組に広告、CMが入るからです。逆に言うと、コア層が見ない番組はお金にならない、ということですね」(制作会社関係者)

 情報番組やバラエティ番組だけではない。テレビ各局はドラマにおいてもコア視聴率を強く意識しているという。

「昨年6月にフジテレビ社長に就任した金光修氏は“これからはドラマに注力するように”と発破をかけているといいますからね。

 一時は“ドラマ離れ”も叫ばれましたが、ここ最近はTVerなどの配信サービスでも高い再生回数を誇り、若者にも訴求できている。またTBSのドラマはNetflixでも配信を始めており、そのコンテンツ力があらためて見直されてきています」(前同)

 1月24日から30日の1週間のドラマで最も「世帯視聴率」が高かったのは30日放送の阿部寛(57)主演『DCU』(TBS系)で15.2%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 2位は菅田将暉(28)主演のフジテレビ系『ミステリと言う勿れ』(24日)の13.2%、3位は水谷豊(69)主演のテレビ朝日系『相棒 season20』(26日)の12.8%。

 4位は松本潤(38)主演のテレビ朝日系『となりのチカラ』(27日)の10.7%、5位は浜辺美波(31)主演のフジテレビ系『ドクターホワイト』(24日)の10.1%という並びだった。

「世帯視聴率ではそうした並びになるんですが、“コア視聴率”になるとこれががらっと変わってくるんです。コア視聴率で見てみると、1位は同率で『DCU』と『ミステリと言う勿れ』でコア視聴率は6.0%でした。『DCU』はやはりいい数字ではあるんですが、世帯ほどコアは抜けて取れていないと言えそうです。一方、世帯では『DCU』に負けている『ミステリと言う勿れ』ですが、コアでは多くの人に見られている。あらためて菅田さんの若い層への人気の高さがうかがえます。

 世帯3位の『相棒』はコアでは2.5%しか取れておらずランク外。かねてより“シニア層が見ているドラマ”という評価でしたが、数字がそれを物語っていますよね」(同)

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