■『真犯人フラグ』は隠れたヒットドラマ

 今クールの連続ドラマ、コア視聴率3位は、西島秀俊(50)主演の日本テレビ系『真犯人フラグ 真相編』(30日)の4.2%だった。

「日曜22時30分という深い時間にもかかわらず、かなりいい数字なんです。同ドラマの世帯は8.1%でしたから、視聴者の大半がコア層で、シニア層はあまり見ていないということになります。

 さらに同作品は、TVerなどの配信でもかなり見られているドラマでもあるんです。若年層のサスペンス好きにはしっかりと刺さっていて評価も高い、知られざるヒットドラマだと言ってもよさそうです。この作品は、原案・企画が秋元康さん(63)です。秋元さんは今、世界で戦える日本のドラマを、とドラマ制作に注力しているといいますが、さすが稀代のヒットメーカーと言えそうですね」(前出の制作会社関係者)

 コア視聴率4位は、清原果耶(20)主演のTBS系『ファイトソング』(25日)で3.7%だった。

「NHK連続テレビ小説おかえりモネ』での好演が光った清原さんですが、引き続き大注目ということですよね。世帯はそうでもありませんがコアはしっかりと取っていることもあり、“やっぱり清原さんはすごい”という評価にもなっていて、今後もドラマや映画出演のオファーは止まらないでしょうね。

 また、コアの5位には世帯でも4位に入った『となりのチカラ』がつけていて、コア視聴率は3.5%でした」(前同)

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