■『コラボＳＰ！』から『行列』が降格に!?
『行列』の同時間帯にはＴＢＳの大人気ドラマ枠「日曜劇場」があり、現在は阿部寛（５７）が主演を務める『ＤＣＵ』が放送されており、１月３０日も世帯１５.２％、個人９.４％と高い視聴率をマークした。
「社会現象を巻き起こした『半沢直樹』などもありましたが、『行列』はここ最近ずっと『日曜劇場』のドラマに負けっぱなしなんです。島田紳助氏（６５）をＭＣに迎えて２００２年に『行列のできる法律相談所』というタイトルでスタートした番組ですが、いつしか法律相談ではなくタレントのトークがメインとなり、昨年９月には番組タイトルから『法律』が外れ、ついには『行列のできる相談所』になってしまいました。
視聴者からも“何の番組なのかわからない”といった声もたびたび上がっていましたし、日テレサイドも“これ以上の上がり目はない”と考えているのではないでしょうか。実際、『行列』の会議でも番組上層部から“状況は厳しい”という声が出ているといいますね。
そんな中、日テレ内では看板バラエティ番組の“序列”を変えようとする動きもあるといいます」（制作会社ディレクター）
春や秋の番組改編期、日本テレビでは人気番組がコラボした特番を放送しており、２０２１年４月には『日テレ系人気番組 春のコラボＳＰ！』が、同年１０月には『日テレ系人気番組 秋のコラボＳＰナンデス！』が放送された。
「『コラボＳＰ』ではこれまで『鉄腕ダッシュ』、『イッテＱ！』、『行列』、『しゃべくり００７』の４番組をメインに、たとえば、昨年春の特番では『イッテＱ！』×『ＴＨＥ突破ファイル』といったコラボが実現しました。
つまり、日テレ上層部は『鉄腕ダッシュ』、『イッテＱ！』、『行列』、『しゃべくり００７』の４番組が局の看板バラエティ番組だと考えてきたわけです。ただ、ここから『行列』が外れる可能性が高まっているそうなんです。
そして、その後任候補として櫻井さんがＭＣを務める『１億３０００万人のＳＨＯＷチャンネル』が挙がっていると」（前同）
