■スタッフのムチャブリに青ざめて…

 続いて、両チームは反り立つ壁を駆けのぼり、どれだけ高い位置にステッカーを貼れるかを競う“バーチカル・ハイ・ステッカー”というゲームで対決。ゲストチーム代表の村上が頂上の少し手前にステッカーを貼る一方、魂チーム代表の相葉は頂上まで勢いよく駆けのぼり、そこにステッカーを貼りつけ、見事に勝利。しかし頂上からおりる手段がないことを知るや否や、「え~! はしごないの!?」と青ざめていた。

 そんな相葉に対し、番組スタッフは頂上を手でつかんでぶら下がり、そこから滑っておりるように指示。相葉は「なんで上がっちゃったんだろう。最悪だ!」と悲鳴をあげたが、意を決しておりようとしたところで、はしごが用意されたことから、ホッと胸をなでおろすことに。しかし、こうした相葉の情けない姿に、VTRを見ていた出演者たちはガッカリしたようで、スタジオからは「あんなに上がったとき、カッコよかったのに」などといった落胆の声が相次いでいた。

「キャプテンにもかかわらず、相葉の不甲斐なさが目立っていましたね。BMXのデモンストレーションには「こんなのできるわけない」とはなから否定していましたが、『VS魂』は最近、過激な企画が多く、1月20日の放送では大量の火薬を使った爆破ロケを行われ、相葉は『いまの時代じゃないね』と嘆いていました。企画の過激さについていけなくなっているのかもしれません」(芸能誌記者)

 “バーチカル・ハイ・ステッカー”ではしごがないと知ったときも、そこには笑いはなく本気で困惑している相葉がいた。相葉とスタッフの間でのチームワークが、うまくいっていないのかもしれない。視聴率は相変わらずの低空飛行で、打ち切り説が常に囁かれている『VS魂』。今の状態では、噂を払拭することは、なかなか難しそうだ。

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