■珍回答連発で「BKA48」のセンターに

『カムカムエヴリバディ』でヒロインに抜擢されたほか、2016年の朝ドラ『とと姉ちゃん』にも出演。NHK大河ドラマいだてん〜東京オリムピック噺〜』や『青天を衝け』にも出演するなど、いまや女優として高い評価を得ている川栄。

 しかし、AKB48時代はおバカキャラでブレイク。そのきっかけとなったのが、2013年4月の『めちゃイケ』で放送された「国立め茶の水女子大学付属第48高等学校期末テスト」だった。

 同番組では、AKB48ならぬ「BKA(バカ)48」のセンターを決める抜き打ち試験が実施され、川栄はAKB48メンバー15人のうち最下位となり、「センターバカ」に決定。これに川栄が「ウソだろうが!」という名言を残したことも当時話題を呼んだ。

「英語の点数が100点中37点だったのも衝撃でしたが、英語の『knee(=ヒザ)』を“カニ”と答えるなど、珍回答を連発。視聴者のドギモを抜きました」(前出のテレビ誌ライター)

 川栄は「君に会いたかった(答:I wanted to see you.)」を英文に直しなさいという問いに「Aitakaata she and he」と、「100」を英単語で書きなさいという問題に「Oneten」、「1000」を「Onetenten」と記した。

 さらに、「Steve went to Hongkong on business yesterday.(答:スティーブは昨日仕事で香港へ行った)」という英文を和訳しなさいという問いに「きのうホンコンでストーブがもえた」と回答。

 極めつけは「Haste makes waste.(答:急がば回れ)」を「ハステとワステが仲良く作った」という伝説的な回答を生み出し、共演者らの爆笑をさらった。

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