■M-1グランプリ王者・長谷川雅紀は50歳にして歯が…

「好きな芸人ランキング」(日経エンタテインメント!)で3年連続1位を獲得するなど、今や国民的人気の『サンドウィッチマン』(伊達みきお富澤たけし)は、98年に結成し、仙台から上京後、10年にわたって同居生活を送っていた。

「1DKの木造アパートで同居していた際、クモやゴキブリは当たり前で、ネズミも住み着いていたとか。ある日、伊達が米びつを見たら、黒いものが見えたそうで“富澤が五穀米でも入れたのかな”と思っていたら、ネズミの糞だったというエピソードも」(前同)

 レギュラー番組でMCをするかたわら、今も新ネタを作り続け、舞台に立つ『爆笑問題』(太田光田中裕二)も、テレビから遠ざかっていたことがある。

「事務所からの独立問題で仕事が減っていたんですが、その時期、ボケの太田さんはバイトに向いていなかったようで、現在の事務所社長でもある妻・太田光代さんがアルバイトなどで生活費を稼いでいたそうです。それでもネタを書き続けていたことで、見事にチャンスをつかんで復活するんですから、さすがです」(ラリー遠田氏)

 昨年の『M-1グランプリ』で、50歳という史上最年長優勝を成し遂げた『錦鯉』の長谷川雅紀は、芸歴27年という下積みのベテランだった。

「50歳にして、すでに歯が8本なく、食べ物も噛むのではなく飲み込むなど、苦労話も多い長谷川。ある時期は電気代が払えず、真っ暗な部屋の中で、信号機の明かりを頼りにヒゲを剃っていたという話もあります。普通なら哀愁が漂ってしまうような話ですが、長谷川の明るい性格も相まって、なぜか笑えてくるんですよね」(スポーツ紙記者)

 そのキャラで、今後も引っ張りだこは間違いない。

 一方、ブレイク後も倹約生活を続けていたのが『オードリー』の春日俊彰

「家賃3万9000円の“むつみ荘”は、たびたびテレビでのロケに使用されており、近隣住民なら誰でも春日の自宅と知っているほど。2008年のブレイク後、結婚をして引っ越すまでの11年間も住んでいました。根っからの倹約家なんでしょう」(前同)

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