■短期間に同番組で2度けが人を出したことも

 また、『イッテQ』も短期間に連続してけが人を出し、非難を浴びたことがある。

「19年5月24日にANZEN漫才みやぞん(36)がインドで“木の板をジャンプ台にして火の輪をくぐる”というロケ中に全治2か月の左足首を骨折したんですが、わずか1か月後の6月24日に、フォーリンラブバービー(38)が『女芸人一芸合宿』の企画でダンスを披露中に左足に違和感を覚え、収録後に病院で、“左アキレス腱断裂”と診断されてしまいました」(前出の制作会社関係)

 当時、日テレは「ロケに際してはリハーサルも行い本番に臨みましたが、今後は番組制作において、より一層、安全対策に万全を期してまいります」とコメントしていたが、みやぞんの際もバービーの際も文章を使い回していたため、《全然改善されてないじゃん》とネットが荒れてしまった。

「『DASH』でも18年12月に城島茂(50)が負傷しました。19年1月放送の派生番組『ウルトラマンDASH』の企画に備えて“はしご乗り”の練習中に、高さ80センチの練習用はしごから転落し打ち、骨にひびが入るケガをしたんです。

 これは2週間程度で痛みがおさまる軽傷でしたが、年越し直前にシャレにならない大けがをする可能性もあったわけで……。『DASH』がもともと若いTOKIOが“人間の限界”に挑む過酷なロケ番組だった名残だった部分もありますが、《そろそろ身体を張る企画は再考した方がいいんじゃないか》とネットでは心配の声が相次ぎました」(前同)

 ただでさえコンプライアンスなどで、旧来の体制からの脱却を迫られているテレビ局。今回のゆうちゃみの骨折で、さらなる窮地に陥ることになりそうだーー。

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