■ヒロインは「やっぱ美人でスラッとしてて、キラキラしてる人がやるもん」

 その考えが変わったことについて上白石は「『L DK』も『恋つづ』も“なんでこの子があのイケメンと?”って役だったんですよ」「“あ、私はそこができる”って思ったんです。そこに説得力をもたせられるなって」と発想の転換があったと告白。「私の中のガチガチなヒロイン像は、やっぱ美人でスラッとしてて、キラキラしてる人がやるもんだって思ってたんですけど」「“みんな恋はするし”って思ったら、私は“平凡なヒロイン”をやってみようって思いました」と、自身の演じた役を振り返った。

 上白石が明かした役への思いに、視聴者からは「萌音ちゃん、改めて素敵だなって思いました」「なんかもう人間として大好きだからこの先何があっても一生推すと思う」「萌音ちゃんだから、恋つづはヒットしたと思う」「萌音ちゃん、あなたは恋愛ドラマのヒロインにぴったりだよ!」「萌音ちゃんの恋愛ドラマをまた見たい」など称賛の声が続出した。

『恋はつづくよどこまでも』で、“平凡なヒロイン”という新たなヒロイン像を確立させた上白石。純朴で一生懸命な上白石と、そんな彼女に心を開いていく佐藤演じるイケメンの超ドSドクターの恋にキュンキュンした女性視聴者は多く、最終話の視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大ヒットを記録した。

 今年1月の誕生日で24歳になり、朝ドラ女優も経験、3月2日からは、舞台『千と千尋の神隠し』で、橋本環奈(23)とダブルキャストで千尋役を演じる上白石。今後は大人な恋愛ドラマにも挑戦してほしい!

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