■NGなのは「あの番組」!

「名前こそ出していませんが、伊達が唯一NGにしたという“スーツ姿で狭い洞窟に入る番組”といえば『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)と考えて間違いないでしょう。現在はアンガールズ田中卓志(46)が“田中隊長”として子どもにも人気を博していますが、伊達が激怒するのも無理はない過酷なロケ番組です。21年7月放送回では、番組スタッフが長靴を用意し忘れて田中が “何で今日持って来てないの?”と怒ったこともありました」(専門誌記者) 

 また、現在のサンドウィッチマンといえば「好感度ナンバー1タレント」で知られており、東京オリンピックなど公共の仕事も絶えない印象を受けるが、若手時代は「色がまったくウチの局と違う」という理由でNHKを出入り禁止にされていたことがあるとも暴露。

「そのせいで、多くのスターを輩出したネタ見せ番組の先駆けと言える『爆笑オンエアバトル』にも1回も出演できなかったといいます。これはファンの間でも有名な話で、芽が出ず30歳を迎えた“勝負の年”の05年に『エンタの神様』(日本テレビ系)に拾われて、全国ネットのテレビ番組でブレイクするまで時間がかかった遠因ではないか、と考察する声もありますね」(前同)

 現在は『サンドのお風呂いただきます』や『ロコだけが知っている』など、NHKにもレギュラー番組を抱えているが、「僕らをダメだって言った人の番組をやってます」と伊達は苦笑していた。

「こうした現在の人気ぶりについて、ブレイクのきっかけとなったのは、07年の『M-1グランプリ』優勝ですが、海原ともこ(50)は、現在まで人気が持続し続けていることについて興味深い考察もしていました」

 ともこは、「テレビメッチャ出てるのにめっちゃ出てるイメージのない人もいる」と前置きして、「サンドウィッチマンはサンドウィッチマンが出てるのが分かる」と存在感が段違いだと指摘。

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