■キム・ヨナの意外な行動に驚きの声が

「なかでも、2010年のバンクーバー五輪で浅田真央(31)とのライバル対決を制し、金メダルを獲得した韓国のキム・ヨナ(31)の発言が注目を集めています」(前出のスポーツライター)

 キム・ヨナは14日、インスタグラムを更新。この問題に対する自身の見解を示した。

「キム・ヨナは真っ黒な画像とともに短い英文をアップしました。そこには『ドーピングに違反した選手は、競技に参加できない。この原則は例外なく守られなければなりません。すべての選手の努力と夢は、等しく貴重なのです』と記されていたのです。ワリエワの名前こそ出ていなかったものの、彼女の出場が認められたことに対するコメントであることは明白です」(前同)

 これには、フィギュアファンたちからも驚きの声が上がっている。

「と言うのも、キム・ヨナは現役時代から、トップアスリートゆえにバッシングや非難の声にさらされる場面も多々あったのですが、彼女自身が自分の意見を述べ反論することは滅多になく、どんな騒動にも沈黙を貫くタイプのアスリートだったからです。それだけに、今回の問題に対しては、よほどの危機感を抱いていることが分かるのです」(同)

 他にも、長野五輪の女子シングル金メダリスト、米国のタラ・リピンスキー(39)や、日本の村主章枝(41)も「出場させるべきではない」との見解を示している。

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