■「福田アナから『モヤさま』を見なくなった」の声も

 福田アナは2016年10月から2019年5月まで『モヤさま』の3代目アシスタントを務めた。番組からの卒業は「スポーツ番組のメインキャスターに専念するため」という理由だったものの、改編期でもない時期の降板には「おかしい」という声も上がった。

 当時の『週刊新潮』(新潮社)では、スポーツ番組に専念するというのは表向きの理由で、降板となったのは福田アナの真面目すぎる性格が、最後までさまぁ~ずの2人と噛み合わなかったからと報じていた。

「最近はこのご時世で鳴りを潜めていますが、さまぁ~ずといえばセクハラ的な言動がウリでもありましたからね。セクシーな写真撮影に挑戦させられたり、横浜中華街をチャイナ服姿で歩かされたり、昔のアイドルばりの寝起きドッキリを仕掛けられたり、なんてこともありましたからね。

 福田アナはその真面目な性格から、さまぁ〜ずの暴走と上手くつき合おうと頑張っていたようですが、限界がきて降板となったとも言われました」(前出の制作会社ディレクター)

 番組卒業が決まった際、前任の狩野アナがツイッターで「悩んで悩んで人知れず泣いた日もたくさんあったろうと思います」「これからはノープレッシャーで毎週日曜思いっきり笑って楽しもう!」と意味深なメッセージで福田アナをねぎらったことも当時話題を呼んだ。

「しかし、その真面目な性格が災いしたのか、“福田アナのときから『モヤさま』を見なくなった”という人も少なくないようです。たしかに、福田アナは、さまぁ~ずの2人に“ハマってない感”がすごかったですよね。それで多少視聴者が離れてしまい、深夜に移動した可能性はありますが、番組は枠を移動しながらも続いている。

『モヤさま』のアシスタントはテレ東のエースアナへの登竜門でもありますし、今後も“テレ東の便利屋番組”として末永く続いていくのではないでしょうか」(前同)

“便利屋番組”とも称されてしまう『モヤさま』は、今後も枠を流浪し続ける!?

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