■「いろいろ温かい目でご覧ください」

「特に2月20日放送回は、それが如実に出ていました。この回は宮川大輔(49)による『宮川探検隊in北海道』と、椿鬼奴(49)、おかずクラブオカリナ(37)、ガンバレルーヤの4人による『温泉同好会in北海道』の2本立てだったんですが、どちらもなんとも残念な仕上がりで……くわえて、スタジオ収録のパートも不安要素がありました」(前出の専門誌記者)

 収録の時期、宮川は新型コロナウイルスの濃厚接触者、鬼奴はコロナに感染してしまい、それぞれ番組収録を欠席していた。「今日はわれわれで頑張っていきましょう」と座長のウッチャンナンチャン内村光良(57)はフォローしていたが、宮川の不在で、スタジオの雰囲気はいつもより元気がない状態になってしまっていたのだ。

 ちなみに、今回の『宮川探検隊』の質の低さは当人も自覚しており、「いろいろ温かい目でご覧ください」とコメントを寄せていた。

「今回、初参戦した新入りのスタッフ“木坂隊員”がバイオリンが得意なことを紹介するために1人だけタキシード姿で登場して『北の国から』のテーマを弾いたり、コスタリカなどでロケをする際に通訳兼動物ガイドとして加わっていたコーディネーターの加瀬隊員が登場したりと、風景や名産品以外の部分で盛り上げようと必死なのが気になりました。

 また、タレントではなくコーディネーターやスタッフを本格的にゲストのようなノリで扱っているところも、余裕のなさを感じます」(前同)

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