■樹に関する明るい話題が続いた時期の逮捕だった

 さらに続けて、

《ジャニーズを辞めて芸能活動する道だってあったと思う。けど、そこは意地だよね。いろいろあったからこそ、俺はジャニーズで“田中”で売れることに意味がある!って》

 としていたほか、

《苦境に立たされた俺を、SixTONESのメンバーが全力で守ってくれたんだよ。渦中のとき、ジェシーが言ってくれた。“大丈夫!守るから‼︎”って。きょも(京本大我)はきょもで、“6人で集まろうか”って。グループで乗り越えようとしてくれた。すげぇみんな気に掛けてくれて。5人が本当に俺のことを考えてくれた。ここからだよね。“家族のために”“誰かのために”ではなく、本気で、“自分のために頑張ろう”って思えたのは。なぜなら、自分のために頑張ることで発生する何かが、SixTONESの、他の誰かのためになるって思えるようになったから。俺はやっとここで自立した!》

 と、聖の不祥事の時期につらい思いをして、自分が「田中家の人間」であることを強調する発言をしていた。

 ちなみに学生時代にやんちゃしていた聖と同じ高校に入学した際は、「聖と同じ悪いことはしない」と樹は話していたという。

「樹は07年に『特急田中3号』(TBS系)で聖の幼少期役として出演したり、08年には聖が特別ゲストとして横浜アリーナのライブに参加し、一緒にKAT-TUNの『Real Face』を披露したこともありました。

 それにしても、3月2日に6枚目のシングル「共鳴」が発売されるのに合わせ、同日売りの『anan』(マガジンハウス)で初のソロ表紙を飾り、2月12日には新型コロナウイルスから回復して3週間ぶりに『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)に出演したり、いい話が続いてきたタイミングにこの報道ですからね……。樹のファンにとっても、今回の騒動はつらいでしょうね」(前出の専門誌記者)

 ギリギリで生きすぎた兄・田中聖。弟の樹は、何を思うのか……。

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