■コア層は『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』より『ラヴィット！』
２０２１年１０月、安住アナと俳優の香川照之（５６）をＭＣに迎えてスタートした朝の情報番組『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』（月～金曜午前５時２０分～８時）。番組にはＴＢＳ内の一流の人材を集結させるなど、ＴＢＳが社運を賭けてスタートさせたとも言われている。
「しかし、開始５か月が経とうとしている今も結果が出ていないんです。２月２３日午前７時台の世帯視聴率は３.８％（すべてビデオリサーチ調べ、関東地区）、個人視聴率は２.０％でしたからね。『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』を受けて始まる麒麟の川島明さん（４３）がＭＣを務める『ラヴィット！』はこの日、世帯３.７％、個人２.０％と『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』と、もはやほぼ同じ数字を取っているんです。
ティーン層、そして若い女性は圧倒的に『ラヴィット！』を見ているというデータもあります」（前出の制作会社関係者）
テレビ各局が重視している１３～４９歳のコア層の多くが『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』よりも『ラヴィット！』を見ているということだ。
「ただ、この日は天皇誕生日でしたから、いつもの平日とは違い、早起きする人が少なかったという事情もある。『ＴＨＥ ＴＩＭＥ，』だけでなく、同時間帯の『ＺＩＰ！』（日本テレビ系）も世帯４％、『めざましテレビ』（フジテレビ系）も世帯５％ほどと、いつもより大幅に数字を落としていましたね」（前同）
