■『THE TIME,』の低迷で「TBSが恐れていた事態」に

 通常、『ZIP!』は世帯6~7%、『めざましテレビ』も世帯8%前後の視聴率を取っている。

「ですので、2月23日の『THE TIME,』の視聴率はそこまで深刻に考える必要はないのかもしれませんが……ただ、『THE TIME,』と『ラヴィット!』がついに並んでしまったのは事実。TBS上層部が恐れていたと言われる事態となってしまったと言えそうです。

 放送時間がアンマッチだと言われ続け、低空飛行が続いていたバラエティ番組『ラヴィット!』が、スーパーエースの安住アナを投入し、局を挙げて盛り上げていこうとしているTBSの朝の顔であるニュース番組『THE TIME,』とほぼ同じ数字になっているわけですからね。

 しかも、コア層は『THE TIME,』よりも『ラヴィット!』を見ている。そして、『ラヴィット!』は、放送内容が連日のようにネットニュースになる盛り上がりを見せていて、認知度の高まりに合わせて数字が徐々に上がってきている。世帯視聴率でも『THE TIME,』を逆転する日が来そうな勢いです。

 ラジオでワイシャツや民放テレビ、ラジオが“ボロボロですよぉ”と嘆いた安住アナですが、もしかしたら、本当にボロボロな状態にあるのは『THE TIME,』だという思いもあるのかもしれませんね……」(前出の制作会社関係者)

 TBS上層部の思惑とは裏腹に、安住アナの『THETIME,』ではなく、麒麟・川島の『ラヴィット!』が局の朝の看板番組になっていくのだろうか!?

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