新しい地図で俳優の稲垣吾郎（４８）が２月２８日、パーソナリティを務めるラジオ番組『ＴＨＥ ＴＲＡＤ』（ＴＯＫＹＯ ＦＭ）のエンディングでＳＭＡＰの楽曲『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』をオンエアし、大きな話題を呼んでいる。
稲垣は「本日のクロージングソングは、平和への願いを込めてこの曲をお届けします。ＳＭＡＰで『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』」と紹介。曲が終わると「まさかの『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』を流してしまいました。懐かしいですね。難しいですね。こんな歌を歌ってたんですか。ビックリしたよ、キーが高くて」と振り返った。
「『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』はＳＭＡＰファンの間で平和を願うメッセージソングとして知られていて、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、稲垣さんもこの曲をかけたのでしょう」（女性誌ライター）
２００５年にリリースの『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』はＳＭＡＰ３８枚目のシングルで、同年の『ＮＨＫ紅白歌合戦』の大トリでも披露した楽曲。作詞作曲は、ＳＭＡＰのカップリング曲でも最も人気の高い『オレンジ』で知られる市川喜康氏が手掛けた。
「歌詞には“大国の英雄”や“戦火の少女”、”命の重さ”といった意味合いの言葉が並び、戦争とはどういうものなのかをあらためて考えさせられる楽曲なんです。『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』は『オリジナルスマイル』、『夜空ノムコウ』、『世界に一つだけの花』に続き、音楽の教科書にも掲載されています」（前同）
ロシアのウクライナ侵攻を受けてだろう、２月２７日付の音楽配信サイト「レコチョク」のデイリーシングルランキングでも『Ｔｒｉａｎｇｌｅ』は２位に急浮上。
稲垣が番組で同曲を流し、リスナーからは「ＳＭＡＰのｔｒｉａｎｇｌｅ、出た時は戦争がすごく遠くに感じてピンとこなかったけど、今聞くとホント辛い」「いつも以上に涙が溢れ止まりませんでした ＳＭＡＰの歌は心に沁みます」「世界中の人々に聞いて欲しい」といったコメントが寄せられている。
