■「SMAPが平和を訴えるとダイレクトに響きますね」

 ヒャダインことミュージシャンの前山田健一(41)は、3月1日にツイッターを更新して「10年前にSMAPの皆さんに提供した『手を繋ごう』」と『手を繋ごう』の歌詞を引用し、「優しい歌声が2022年にしみます。聴いてみてください」と綴った。

「2012年リリースの『手を繋ごう』も、争いのない世界を願い、みんなで手を取り合っていこうという平和を願うメッセージ性の強い楽曲です」(前出の女性誌ライター)

 前山田のツイートにフォロワーからは「SMAPが平和を訴えるとダイレクトに響きますね」「以前SMAPファンの友人が、この曲がとても好きだと言ってました。私も大好きです。 連日のやるせないニュースを見るたびに、歌詞を噛み締めます……」といったコメントが寄せられている。

 また、SMAPファンからは「Triangleが話題に上がるならLove&Peace inside?も聞いて欲しい」といった声も上がっている。

「『Love&Peace inside?』は2010年リリースの楽曲で、『世界で一つだけの花』と同じように槇原敬之さん(52)が作詞作曲を手掛けました。同曲も、なぜ争いは続いてしまうのだろうか、お互いの大切にしているものを認め合おうといったように平和を願うメッセージが込められています。

 アイドルがメッセージ性の強い反戦ソングを歌うというのは反発も起こりそうなものですが、SMAPはそうした所のはるかに上にいて、まさに国民的存在として、彼らが歌うからこそ伝わるものがあったということをあらためて実感できます。また今回の出来事は、解散から5年以上が経った今もSMAPの影響力が衰えていないということの証明でもあるでしょうね」(前同)

 現在の世界情勢を受け、稲垣のみならず、中居正広(49)、木村拓哉(49)、草なぎ剛(47)、香取慎吾(45)も『Triangle』の歌詞を頭に思い浮かべているのかもしれない――。

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