■「寅年デビュー宣言」を滝沢秀明副社長も後押ししていたが……

 トラジャのメンバー7人の平均年齢は25歳。実力的にもキャリア的にもCDデビューは時間の問題だと言われてきた。

 2021年11月、主演舞台『虎者 NINJAPAN 2021』に出演したトラジャのメンバーも「来年は寅年。デビューするぞ!」と高らかに宣言。川島如恵留(27)は「目標は大きく、デビューしたいと思います!」と意気込みを語った。

 同舞台の構成・演出を手掛けたジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長(39)も「しかるべきタイミングでみんなで自信持って“今だ”と思える瞬間に、彼らが羽ばたくときがいつか来ると思います。スノスト(Snow ManSixTONES)がデビューして、彼らがJr.に残った意味があるかもしれない。あとは本人たちの思いの強さだと思います」とデビューに含みを持たせた。

「ただ、記事をよく読むと、家事の描写など吉澤さんは恋人と同棲しているとも受け取れる感じですよね。ジャニーズ事務所サイドもこの報道を重く受け止めているのは間違いないでしょう。事務所サイドは、“お騒がせしました。彼女とは別れました”では、これからデビューしようとしているグループにファンがついてこないとも重々承知している。

 アイドルはファンあってのもの、ましてやこれからデビューのタイミング。所属タレントの恋愛に昔ほど厳しくなくなったと言われるジャニーズ事務所ですが、売り方のマネジメントはとても厳しく徹底してやっている、プロフェッショナルな会社ですよね。

 デビューするのであれば、多くのファンが全面的に歓迎してくれる形でなければ成功はできません。しかし、今回のような4年間の真剣交際というのは、ちょっとした女遊び以上にファンにとっては深刻なことなのではないでしょうか。

 関係者の間で言われているのは、このままではトラジャはとてもデビューできない、となり、一旦リセットしましょうということでアメリカ留学することになったのではないか、ということ。私生活含めたプロフィールの“ロンダリング”とも言われていますね。

『FRIDAY』サイドが記事掲載について事務所にあてるのは、月曜日か火曜日。ぎりぎり対応の時間があったと言えそうです。また留学の計画は以前からあったのかもしれませんが、今回の吉澤さんの熱愛報道がいい意味でも悪い意味でもそれを後押しすることになったのではないかと。ただ、無期限留学というのはなかなか厳しい措置だとも思えますよね」(芸能プロ関係者)

 ネットには「フライデーのせいってこと? トラジャ日本での活動自粛みたいなものじゃん」「無期限留学って何だろね 都合が悪くて追いやったの?」「吉澤閑也を謹慎させるくらいなら、みんなで留学した方が良くね? みたいな考えで草」といった声もある。

「厳しい声も多いわけですが、アメリカへの留学でダンスや英語スキルを磨き、共同生活を経て、本当に世界に通用するようなグループになってからデビューという形であれば、ファンも世間も“頑張ったね”となるでしょうからね。

 無期限と言っているように、少なくとも1年以上は留学するのではないでしょうか。そして凱旋帰国を果たせば、今回の熱愛報道もさっぱり忘れられているはずです。ただ、メンバーが目標に掲げていた“寅年デビュー”は絶望的ですよね。同じジャニーズJr.の人気ユニット・美 少年に先を越されてしまうでしょう。同グループは、すでにレコード会社も決まっているとも報じられています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4