■NHK出演が続く理由とは?

 三浦は02年、6歳のときに2代目“なっちゃん”として、サントリー飲料「なっちゃん」のCMに出演して話題に。子役時代を経て、11年放送のドラマ『鈴木先生』(テレビ東京系)や、15年公開の映画『私たちのハァハァ』などで、若手実力派女優として高く評価された。

 また、17年公開のダブル主演映画『月子』では、知的障がいのある少女という、難しい役をリアルに演じた。さらに、第94回米アカデミー賞で作品賞候補になった映画『ドライブ・マイ・カー』では、女性ドライバー・渡利みさき役で無愛想だが存在感のある演技を披露している。

 先日、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人』で、源義経(菅田将暉/29)の正妻・里を演じることが発表され、一気に知名度アップしている三浦。この勢いなら、今後もNHK出演が増え、来年の後期以降の朝ドラで活躍する可能性もある。その根拠となるのが、三浦が所属している芸能事務所ユマニテだ。

 同事務所は、朝ドラ『まんぷく』主演の安藤サクラ(36)、大河ドラマ『麒麟がくる』のヒロイン・駒の門脇麦(29)、現在放送中の“よるドラ”『恋せぬふたり』主演の岸井ゆきの(30)や、古川琴音(25)、蒔田彩珠(19)と、NHK作品で活躍する女優がズラリ揃っていて、NHK御用達といってもいいほど。両者には蜜月が続いているのだ。

 三浦はほかのユマニテ女優と同じく、アンニュイなイメージがあるが、今回の一恵はそれにとどまらない、京女らしい芯の強さをを見せた。同事務所の先輩の中には、ゲス不倫報道で『ドライブ・マイ・カー』を降板した東出昌大(34)がいたが(現在はフリー)、彼が残した負のイメージを払拭するにも、三浦の活躍に期待だ。

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