■『お笑い向上委員会』での“号泣事件”も波紋を広げ……

 フジテレビの複数の女性アナウンサーが、美容室から無償でサービスを受ける代わりに、自身の写真を宣伝のために使わせていたことが“ステマ”にあたるのではないかと、2021年4月の『週刊文春』(文藝春秋)が報じた。

 この報道後、当時、ネットワーク局への異動が決まった久代アナについて、フジテレビ局内では“ステマ騒動”のリーク犯なのではないかとささやかれていると、同年6月の『東スポWeb』が報じたのだ。

「久代元アナがリーク犯であるわけは絶対にないでしょうが、そのステマ騒動の当事者でもある久慈暁子アナ(27)が、久代元アナに代わり、昨年4月から『お笑い向上委員会』の進行に就任したわけですが、その久慈アナも4月末をもってフジを退社することが発表されています」(前出のワイドショー関係者)

 フジテレビ退社後、久慈アナは学生時代に所属していた芸能事務所に出戻り、モデルや女優の仕事をしていくと言われている。

 2月26日の『お笑い向上委員会』では「久慈アナ番組卒業記念回」が放送された。

 鬼越トマホークの鉄板ネタである“ケンカ芸”の仲裁者に指名された久慈アナ。つかみ合いを始めた坂井良多(36)と金ちゃん(36)に「ケンカはやめてください!」と声をかけるも、坂井から「うるせえなあ! お前が辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねえからな!」と言われた久慈アナは号泣してしまったのだ。

 スタジオはパニック状態に陥り、坂井は「だから女、子どもは(この芸は)ダメなんです」とコメントし、久慈アナに「本当に申し訳ない」「ごめんなさい」と何度も謝罪していた。

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