■地元食を選ぶのがオススメ
今や全国に広がったデカ盛りグルメだが、前出のもえの氏は、地域色が反映された料理を選ぶのも、楽しみの一つと言う。
「たとえば東北ならお米、関西は粉もの、香川はうどんといったように、その土地で愛されている主食がデカ盛りになるケースが多いですね。せっかく挑戦をするなら、そういった地元食を選ぶのがオススメです」
第５位にランクインしたのは『レッドロック本店』（兵庫県）のローストビーフ丼・大盛。神戸牛を有する兵庫らしい、肉汁したたる、ぜいたくなデカ盛りだ。
「全国に“山盛りローストビーフ丼”のブームを巻き起こしたお店です。独自製法でローストされた赤身肉は、ジューシーで柔らかく、トッピングの自家製ダレと卵黄が、肉のうま味をより引き立てます」（前出のグルメライター）
第４位には、うしお（長野県）のローメン・無茶盛を選出。こちらも、肉のうま味が際立つ逸品だ。
「羊肉と野菜、蒸した中華麺を煮込んで作る、やきそば風のご当地グルメです。
ニンニクが効いた、とてもワイルドな味わいで、お皿の底にたまった濃厚スープも絶品。伊那市には、ローメンを出すお店がたくさんあるので、食べ比べをして楽しむのもいいですね」（もえの氏）
■注目のトップ３！
さて、ここからはトップ３の発表だ。第３位は、『勢川本店』（愛知県）の豊橋カレーうどん。デカ盛りを攻略するポイントの一つに、“味の変化”が挙げられる。それを意図せず楽しめるのが、このご当地グルメだという。
「自家製麺１００％で作られた、こだわりのカレーうどんの底に、トロロご飯が潜んでいます。１杯で２度おいしいデカ盛りですね。途中から、カレーおじやに変身するので、最後まで飽きることなく食べ進めることができます」（前同）
